ジャックの塔(横浜市開港記念会館)

(じゃっくのとう)
📍 神奈川県 横浜市中区⛰️ 名所🏯 歴史

【概要】

ジャックの塔は、神奈川県横浜市中区にある横浜市開港記念会館の時計塔に付けられた愛称です。横浜開港五十周年を記念し、市民の寄付によって建てられ、1917年に開館しました。赤煉瓦に白い花崗岩を帯状に配した辰野式フリークラシックの外観で、高さおよそ36メートルの時計塔が今も港町に時を告げています。国の重要文化財です。

【歴史】

ジャックの塔(横浜市開港記念会館)は、1859年の横浜開港から五十年を迎えたことを記念して計画され、市民から寄せられた寄付金をもとに建てられました。1917年6月に竣工し、翌7月1日に開館しています。1923年の関東大震災では時計塔と外壁を残して内部を焼失しましたが、1927年に再建され、公会堂として市民に親しまれてきました。

【特徴】

赤い煉瓦の壁に白い花崗岩を帯のように走らせた外観は、辰野式フリークラシックと呼ばれる様式です。東南の隅に高さおよそ36メートルの時計塔、西南の隅に八角形のドーム、西北の隅に角形のドームを載せ、見る角度によって表情が変わります。震災で失われたドームは、創建時の図面が見つかったことから1989年に復元されました。

【見どころ】

館内は会議室や講堂として使われる現役の施設ですが、一般公開の時間には無料で見学できます。見逃せないのは階段室のステンドグラスで、横浜港に入る帆船や、市の花と鳥を題材にした色鮮やかな画面が、外の光を受けて浮かび上がります。公開の時間や休みの日は行事によって変わることがあるため、出かける前に確認しておくと安心です。

【トリビア】

三塔の中では最も古く、はじめから市民のための集会施設として建てられた点でも異色の存在です。1989年には国の重要文化財に指定されました。3月10日は語呂合わせで横浜三塔の日とされ、日本大通りと赤レンガパーク、大さん橋という三塔を一度に望める三か所を一日で巡ると願いが叶うという横浜三塔物語も広く知られています。

📅 最終更新: 2026/9/11
ジャックの塔(横浜市開港記念会館)
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です