本山茶

(ほんやまちゃ)
📍 静岡県 静岡市🏮 その他🏮 グルメ🌿 自然

【概要】

静岡県静岡市葵区の安倍川流域などに広がる、鎌倉時代から続く静岡茶発祥の地で作られる高級茶です。山間部特有の朝霧と清らかな水が育み、上品で透き通るような香気と爽やかな滋味を併せ持っています。

【歴史】

静岡県静岡市の安倍川上流に位置する本山茶は、鎌倉時代の高僧・聖一国師(しょういちこくし)が宋から持ち帰った茶の種を、足久保の地に蒔いたのが静岡茶全体の始まりとされています。江戸時代には徳川家康が駿府城に隠居した際、この地のお茶をこよなく愛し、お茶を壺に入れて大日峠の氷室で夏まで熟成させてから秋に味わう「お茶壺道中」の献上茶として最高峰の栄誉を誇りました。

【特徴】

最大の特徴は、安倍川や藁科川の流域に広がる標高の高い山間部の急斜面で栽培されている「山のお茶(山茶)」ならではの繊細な品質です。川から立ちのぼる天然の朝霧と夜間の冷涼な気候が直射日光を適度に遮ることで、茶葉が柔らかく育ちます。お茶を淹れた水色は透き通るような美しい黄金緑色で、口に含んだ瞬間に広がる高貴で清涼感のある香気と上品な甘みが格別です。

【見どころ】

静岡市葵区の山間部に足を踏み入れると、急な山の斜面に美しく手入れされた茶畑が何層にも重なる圧巻の「天空の茶園」のパノラマ風景が広がっています。特に新茶の収穫時期を迎える5月上旬頃には、鮮やかな萌黄色の新芽と山々の新緑が美しく調和し、茶摘みの農作業を行う人々の姿とともに、日本の日本の伝統と自然の恵みが調和した美しい美しい里山絶景を堪能することができます。

【トリビア】

「本山(ほんやま)」という誇り高き名前の由来は、明治時代初期にまで遡ります。当時、静岡県内の平野部や牧之原台地などで新しい茶園開墾が大規模に進んだ際、それらの新興産地のお茶と明確に区別するために、聖一国師以来の伝統と由緒ある安倍川流域の茶農家たちが「自分たちこそが本流にして本物の産地(本山)である」という強い自負を込めて命名し、ブランド化した歴史を持ちます。

📅 最終更新: 2026/7/4
本山茶
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です