防府天満宮

(ほうふてんまんぐう)
📍 山口県 防府市🏯 歴史🎭 文化⛰️ 名所

【概要】

日本で最初に創建された天神さまと称される古社です。道真公が太宰府へ向かう途中に立ち寄ったゆかりの地にあり、壮麗な朱塗りの社殿や歴史ある石段が特徴です。「日本三大天神」の一社として数えられます。

【歴史】

防府天満宮は、菅原道真公が901年に大宰府へ下る途中で周防国に立ち寄り、「無実の知らせが届けばこの地に帰って来たい」と語ったと伝わる縁により、道真公が亡くなった翌年の904年に創建されました。「日本で最初に創建された天神さま」を名乗り、松崎天満宮・宮市天満宮と呼ばれた後、1873年に松崎神社、1953年に防府天満宮と改称して現在に至ります。

【特徴】

防府天満宮は防府市の中心にある天神山の麓、石段を上った小高い場所に鎮座し、朱塗りの本殿・幣殿・拝殿は登録有形文化財です。境内の春風楼は、長州藩主毛利斉熙が1822年に着手した五重塔の建立が中断された後、その組物を床下に組み込んで1873年に完成した楼閣式の参籠所で、市街を一望できます。鎌倉時代の「松崎天神縁起絵巻」など多くの重要文化財も所蔵しています。

【見どころ】

毎年11月第4土曜日の御神幸祭は「裸坊祭」の名で知られ、白装束の裸坊数千人が「兄弟ワッショイ」の掛け声とともに御網代輿を担ぎ、大石段を下って勅使が降り立ったと伝わるお旅所へ向かう西日本屈指の荒祭りです。境内には約1100本の梅が咲き、2月には節分にあわせて牛替神事も行われます。茶室「芳松庵」では庭園を眺めながら抹茶を楽しめます。

【トリビア】

御神幸祭は、道真公の死から約100年後の1004年に一条天皇が勅使を遣わして無実を伝え御霊を慰めた「勅使降祭」に由来し、千年以上続く祭りとされます。境内の大専坊跡は毛利元就が厳島合戦の際に本陣を置いた社坊と伝わり、幕末には高杉晋作らが集った場所として県の史跡になっています。防府天満宮は北野天満宮、太宰府天満宮と並び日本三大天神の一つに数えられています。

📅 最終更新: 2026/9/6
防府天満宮
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です