秩父神社

(ちちぶじんじゃ)
📍 埼玉県 秩父市⛰️ 名所🏯 歴史

【概要】

秩父神社は、埼玉県秩父市にある秩父地方の総社で、崇神天皇の時代に初代の知知夫国造である知知夫彦命が祖神の八意思兼命を祀ったことに始まると伝わります。現在の社殿は天正20年(1592年)に徳川家康が社領を寄進して造営させたもので、左甚五郎作と伝えられる子宝・子育ての虎やつなぎの龍など、極彩色の彫刻で飾られています。

【歴史】

秩父神社は、崇神天皇の時代に初代の知知夫国造である知知夫彦命が、祖神の八意思兼命を祀ったことに始まると伝えられます。平安時代の延喜式にも名が載る古社で、武蔵国四宮として広く崇敬を集めました。中世には秩父平氏が奉じた妙見信仰と習合して秩父大宮妙見宮と呼ばれ、明治の神仏分離を経てもとの社号に戻っています。

【特徴】

本殿・幣殿・拝殿をひと続きにした権現造の社殿は、天正20年(1592年)に徳川家康が社領を寄進し、奉行を付けて造営させたものです。埼玉県の有形文化財に指定され、江戸時代初期の建築様式をよく残しています。柱や欄間には極彩色の彫刻がびっしりと施され、秩父神社の拝殿前に立つと、自然に視線が上へ吸い寄せられます。

【見どころ】

彫刻は社殿の方角ごとに見どころが分かれます。拝殿正面の子宝・子育ての虎は左甚五郎の作と伝えられ、東側のつなぎの龍は暴れる龍を鎖でつなぎ止めた姿を刻んでいます。北側の北辰の梟は体を正面に向けたまま顔だけ後ろへ向け、西側のお元気三猿はよく見てよく聞いてよく話す猿で、日光の三猿とは逆の構えが面白いところです。

【トリビア】

秩父神社の例祭は12月2日と3日に行われる秩父夜祭で、京都の祇園祭や飛騨の高山祭と並んで日本三大曳山祭に数えられます。2016年にはユネスコの無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の一つとして登録され、国内外から多くの見物客が集まるようになりました。祭神は四柱で、昭和28年(1953年)に薨去した秩父宮雍仁親王も同年に合祀されています。

📅 最終更新: 2026/9/12
秩父神社
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です