【概要】
天橋立は京都府宮津市の宮津湾と阿蘇海を隔てる砂州。全長約3.6kmにわたり約5000本の松が茂る。股のぞきをすると天に架かる橋のように見えることから名付けられた。白砂青松の絶景として知られる。
【歴史】
天橋立(あまのはしだて)は京都府宮津市にある全長約3.6kmの砂嘴(さし)で、日本三景の一つとして古来より景勝地として知られてきました。約8000本の松が生い茂り、宮津湾と阿蘇海を分断する特異な地形は「天に架かる橋」に例えられます。神話では伊弉諾尊(イザナギ)が天と地を結ぶために作った梯子が倒れてできたと伝わります。1643年に林春斎が「日本三景」と称して以来、多くの文人墨客が訪れ、与謝野晶子・与謝野鉄幹など近代の歌人も歌に詠んでいます。
【特徴】
天橋立は全長約3.6km、幅最大約170mの砂嘴で、約8000本の松林が海に浮かぶように連なる絶景を形成しています。展望台から「股のぞき」で眺めると、海と空が逆転して見え、まさに「天に架かる橋」のように見えることで有名。南北の両岸から異なるアングルで楽しめ、北側「傘松公園」からは「斜め一文字」、南側「天橋立ビューランド」からは「飛龍観」と呼ばれる景観が望めます。
【見どころ】
天橋立ビューランド(文殊側)はリフト・モノレールで山上へ。傘松公園(府中側)はケーブルカー・リフトでアクセス。松林の中は歩いて渡ることができ、レンタサイクルで約20分、徒歩で約50分。途中には「磯清水」(真水が湧く井戸)や「天橋立神社」などがあります。智恩寺は「三人寄れば文殊の知恵」の文殊菩薩を祀り、学業成就のご利益で知られます。
【トリビア】
「股のぞき」は展望台に「股のぞき台」が設置され、両足の間から逆さまに見ることで天地が入れ替わった絶景を楽しめます。天橋立は約4000年前から形成が始まったとされ、現在も砂の堆積が続いています。毎年7月には「天橋立文殊大祭」が行われ、知恵を授かる行事として参拝者で賑わいます。智恩寺の「扇おみくじ」は扇型の珍しいおみくじ。「日本の道100選」にも選定されています。




