日本三名瀑は、華厳の滝(栃木県日光市)、那智の滝(和歌山県那智勝浦町)、袋田の滝(茨城県大子町)の三つの名瀑を指します。いずれも落差数十メートルを超える壮大なスケールを誇り、国の名勝に指定されています。四季折々の表情を見せるこれらの滝は、古くから信仰の対象や芸術の題材として親しまれ、日本を代表する景勝地として国内外から多くの観光客が訪れます。
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A.最も落差が大きいのは那智の滝で、落差133メートルは一段で落ちる滝として日本一の高さです。華厳の滝は落差97メートルで一直線に落ち、袋田の滝は高さ120メートル、幅73メートルの大岩壁を四段に分かれて落ちる段瀑です。
A.那智の滝は熊野那智大社の別宮である飛瀧神社の御神体として祀られているためです。神武天皇の一行がこの滝を見つけて神として祀ったのが熊野那智大社の始まりと伝えられます。飛瀧神社には本殿も拝殿もなく、滝そのものに向かって手を合わせます。
A.西行法師が「四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と讃えたことに由来するとされます。袋田の滝は茨城県大子町にあり、新緑や紅葉の季節に加え、冬には氷瀑やライトアップと、季節ごとに違う姿を見せます。
A.華厳の滝と袋田の滝で氷瀑が知られています。華厳の滝では厳冬期に岩壁の十二滝が凍りつき、シャンデリアのように輝きます。袋田の滝の氷瀑はかつて毎年のように見られましたが、近年は完全に凍結する年が少なくなり、全面結氷は2012年が最後とされています。
A.三つは栃木県・和歌山県・茨城県に分かれています。華厳の滝と袋田の滝は直線距離で約80kmと比較的近い一方、那智の滝は華厳の滝から約470km、袋田の滝から約530km離れています。関東の二つと紀伊半島の那智の滝は、別の旅程で訪ねる距離です。