日本四大財閥

日本四大財閥

日本四大財閥とは、戦前の日本経済を動かした三井・三菱・住友・安田の四つの企業集団を指します。三井は江戸の呉服店と両替商、三菱は土佐の海運、住友は銅の精錬と鉱山、安田は両替商から興した銀行と、出発点はそれぞれ違いました。この四つに鮎川や浅野、古河などを加えて十五大財閥と整理することもあります。四財閥はいずれも一九四五年から始まる財閥解体で本社を解散させられ、現在の企業グループは戦後に結び直されたものです。

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三井財閥
🏯 歴史🎭 文化
📍 東京都 中央区

三井財閥

(みついざいばつ)

三井財閥は、江戸の呉服店「越後屋」から身を起こし、両替商として幕府の公金為替を扱って力を蓄えた日本で最も古い商業資本です。明治以降は三井銀行と三井物産を軸に鉱山や製造業へ広がり、三井合名会社を頂点とする巨大な企業群を築きました。戦後の財閥解体で本社は解散しましたが、東京都中央区の日本橋室町に建つ三井本館が往時の姿を伝えています。

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三菱財閥
🏯 歴史🎭 文化
📍 東京都 千代田区

三菱財閥

(みつびしざいばつ)

三菱財閥は、土佐藩出身の岩崎弥太郎が明治の初めに海運業で興した企業集団です。九十九商会から三菱商会へと看板を掛け替えながら船を増やし、造船や鉱山、銀行へ事業を広げて三井と並ぶ勢力になりました。戦後の財閥解体で三菱本社は解散しています。東京都千代田区の丸の内には、三菱が最初に建てた洋風事務所建築を復元した三菱一号館が建っています。

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安田財閥
🏯 歴史🎭 文化
📍 東京都 墨田区

安田財閥

(やすだざいばつ)

安田財閥は、富山から江戸へ出た安田善次郎が一代で築いた金融中心の企業集団です。両替商から身を起こして銀行を興し、保険や信託を束ねて四大財閥の一角を占めましたが、鉱山や重工業をほとんど持たない点で他の三つと異なります。戦後の財閥解体で持株会社の安田保善社は解散しました。東京都墨田区の旧安田庭園は、善次郎の邸宅に付属した庭です。

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住友財閥
🏯 歴史🎭 文化
📍 大阪府 大阪市中央区

住友財閥

(すみともざいばつ)

住友財閥は、京都で書物と薬を商った住友政友の店を源流とし、銅の精錬と鉱山経営で大きくなった企業集団です。一六九一年に開かれた伊予の別子銅山が長く屋台骨を支え、拠点を大阪へ移して金融や化学、金属へ手を広げました。戦後の財閥解体で住友本社は解散しています。大阪市中央区の北浜には、住友本社が入っていた重厚な住友ビルディングが残ります。

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📍 所在地マップ