ビーナスライン

(びーなすらいん)
📍 中部長野県 諏訪市🌿 自然⛰️ 名所

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【概要】

ビーナスラインは、茅野市から蓼科高原、白樺湖、車山、霧ヶ峰を経て美ヶ原高原へ向かう、全長約76キロメートルの高原の道路です。平均標高はおよそ1400メートルで、霧ヶ峰の区間では見渡す限りの草原の中を道が緩やかにうねり、晴れた日には八ヶ岳や南アルプス、富士山まで見渡せます。夏には沿道がニッコウキスゲの黄色い花で彩られます。

【歴史】

ビーナスラインは、軽井沢と上高地を結ぶ大規模な観光道路として構想された中信高原スカイラインの一部として計画され、長野県企業局が有料道路として建設しました。蓼科有料道路と霧ヶ峰有料道路をあわせた愛称は1968年に公募で決まり、蓼科山を女神に見立てたことに由来するとされます。1986年から順次無料開放が進み、2002年に全線が無料になりました。

【特徴】

ビーナスラインの代表的な区間とされるのが、長野県諏訪市にある霧ヶ峰の一帯です。採草や火入れといった人の営みによって長く保たれてきた広い草原が続き、道はその起伏をなぞるように延びていきます。木々に視界をさえぎられないため、車窓の左右に山並みが次々と開けていくのが、ほかの山岳道路にはないこの道ならではの持ち味です。

【見どころ】

霧ヶ峰の強清水の周辺には駐車場や食事処が集まり、草原を歩く散策路の起点になっています。7月中旬から下旬にはニッコウキスゲが斜面を黄色く染め、秋にはススキの穂が銀色に揺れます。車の少ない早朝には、朝霧が草原を流れていく光景に出会えることもあります。美ヶ原方面の一部区間は例年冬季に通行止めとなり、期間は年によって変わることがあります。

【トリビア】

霧ヶ峰という地名は、この高原に霧が発生しやすいことに由来するといわれます。強清水の近くには、霧の日に道に迷った人へ鐘の音で方角を知らせるために建てられた霧鐘塔が立っています。また霧ヶ峰は日本のグライダーの発祥地として知られ、草原の斜面に吹き上がる風を利用した滑空が、昭和のはじめから盛んに行われてきました。

📅 最終更新: 2026/11/6
ビーナスライン
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です