新京極

(しんきょうごく)
📍 京都府 京都市🏯 歴史🎭 文化⛰️ 名所📦 その他

【概要】

明治5年に京都府参事・槇村正直によって寺領を整理して作られた繁華街。芝居小屋や見世物小屋が集められ、後に映画館街へと発展しました。修学旅行生で賑わうアーケード街として親しまれています。

【歴史】

新京極は、京都府京都市にある繁華街です。明治五年にあたる一八七二年、当時の京都府で参事を務めていた槇村正直が、東京への遷都で沈み込んだ町の元気を取り戻そうと、寺町通の東側に連なる寺院の境内を整理して新しい通りを開きました。平安京の東京極大路にあたる寺町通の東に開かれたことから「新京極」と名づけられ、参詣客を当て込んだ盛り場として歩み始めました。寺と芝居小屋が同居する、京都でも異色の通りの誕生です。

【特徴】

新京極通は三条通から四条通までのおよそ五百メートルで、全体がアーケードに覆われた商店街になっています。明治十年ごろには芝居小屋や浄瑠璃、寄席が立ち並び、明治三十年代には東京の浅草、大阪の千日前と並ぶ盛り場に数えられました。現在は土産物店や飲食店、ゲームセンターが軒を連ね、修学旅行生や国内外の観光客で朝から晩までにぎわう、京都でも屈指の人出を誇る通りです。

【見どころ】

通り沿いには、誓願寺や誠心院、西光寺、蛸薬師堂、安養寺、善長寺、錦天満宮、染殿院という八つの社寺が今も残っています。通りを開く際に寺院の境内を削って道を通したため、商店の並びに溶け込むように建っているのが新京極ならではの光景です。八つの社寺をめぐる御朱印めぐりも用意されており、買い物や食べ歩きの合間に、気軽に立ち寄って手を合わせることができるのも新京極の楽しみです。

【トリビア】

通りに面した誓願寺は、落語の祖と呼ばれる安楽庵策伝が住職を務めた寺として知られ、境内には落語発祥の地を示す碑が立っています。また、新京極の南端近くに鎮座する錦天満宮では、石の鳥居の両端が左右のビルの壁にめり込んでおり、建物を建てる際に鳥居の幅を測り違えたまま工事が進められたためと伝わっており、この通りならではの名物として、訪れる人の目を引き続けています。

📅 最終更新: 2026/9/6
新京極
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です