三十槌の氷柱

(みそつちのつらら)
📍 関東埼玉県 秩父市🌿 自然⛰️ 名所

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【概要】

埼玉県秩父市大滝にある三十槌の氷柱は、荒川の源流に近い河原で、岩壁からしみ出す湧き水が冬の冷え込みで凍ってできる天然の氷柱です。秩父三大氷柱のなかで唯一、人の手を借りずに生まれる氷で、年ごとに形が変わります。対岸から眺める氷の壁は高さ約8メートル、幅約30メートルほどと紹介されることが多く、上流側には人工的に水をまいて作る氷柱のエリアも設けられています。

【歴史】

三十槌は、秩父市大滝の国道140号沿いにある集落の名で、氷柱はその下を流れる荒川の河原に現れます。岩壁から清水がしみ出して凍る光景は、山あいの集落で古くから見られた冬の風物です。のちに河原へ下りて見物できるよう整えられ、冬の観光地として知られるようになりました。三十槌の人気を受けて、横瀬町と小鹿野町でも人工の氷柱が作られ、三つ合わせて秩父三大氷柱と呼ばれるようになりました。

【特徴】

日の当たりにくい岩壁を湧き水が伝い、夜の冷え込みで少しずつ凍って、太い氷柱が何本も垂れ下がります。人が水をまかない天然の氷なので、気温や湧き水の量によって育ち方が大きく変わり、同じ形になる年はありません。氷の壁は高さ約8メートル、幅約30メートルほどと紹介されますが、資料によって幅を約50メートルとするものもあり、その冬の寒さしだいです。

【見どころ】

氷柱はキャンプ場の敷地を抜けた先の河原にあり、荒川の流れ越しに岩壁を眺めます。冷え込みが厳しくなる1月下旬から2月にかけてが見ごろとされ、朝の青白い光の中では氷の透明感がよく分かります。期間中には夜のライトアップが行われる年もあり、色の光に浮かぶ氷柱は昼とは別の表情です。公開の期間や協力金の有無は年ごとに変わるので、出かける前に確かめると安心です。

【トリビア】

三十槌の氷柱は「みそつちのつらら」と読みます。秩父三大氷柱のうち、あしがくぼと尾ノ内の氷柱は「ひょうちゅう」と読むのに対し、天然の三十槌だけを「つらら」と読み分けていると紹介されています。三十槌という地名は難読地名としても知られ、路線バスの停留所にもこの名が使われています。氷柱が育つかどうかは冬の冷え込みしだいで、暖冬の年には小ぶりになります。

📅 最終更新: 2026/10/20
三十槌の氷柱
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です