心疾患(心筋梗塞など)

(しんしっかん)
📍 大阪府 吹田市📦 その他

【概要】

心臓に血液を送る冠動脈が詰まる心筋梗塞や、狭心症などの総称。日本人の死因第2位。動脈硬化が主な原因とされる。国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は、心臓病と脳卒中の克服を目指すナショナルセンターとして、世界トップレベルの診療と研究を行っている。

【歴史】

心疾患(心筋梗塞など)は、長く日本人の死因の第2位を占め続けている病気の総称です。戦後しばらくは脳血管疾患が死因の首位でしたが、食生活の欧米化と高齢化が進むにつれて心臓の病が増え、1985年に脳血管疾患を上回って第2位となりました。2024年の人口動態統計では死亡総数の14.1パーセントを占め、がんに次ぐ大きな割合を担っています。

【特徴】

中心となるのは虚血性心疾患で、心臓の筋肉へ酸素を送る冠動脈が動脈硬化で狭くなる狭心症と、完全に詰まって心筋が壊死する心筋梗塞が代表格です。ほかに心不全や不整脈、弁膜症なども含まれます。高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙、肥満はいずれも動脈硬化を進める危険因子で、これらが重なるほど発症の危険は高まり、若い世代でも起こることが知られています。

【見どころ】

心臓病と脳卒中の克服を掲げる中核施設が、大阪府吹田市にある国立循環器病研究センターです。1977年に国立循環器病センターとして創設され、2019年7月には岸辺駅前の北大阪健康医療都市へ新築移転して、病院と研究所が一体となった診療・研究体制を整えました。塩を軽く使っておいしさを引き出す「かるしお」の普及など、暮らしに根ざした発信でも知られています。

【トリビア】

心筋梗塞の典型的な症状は胸を締めつけられるような激しい痛みですが、高齢者や糖尿病のある人では痛みを感じにくいことがあり、背中や左肩の痛み、吐き気、冷や汗が前触れとして現れる場合もあります。発症からどれだけ早く血流を再開できるかが予後を大きく左右するため、異変を感じたらためらわず119番通報し、専門の医療機関で治療を受けることが命を守る鍵となります。

📅 最終更新: 2026/9/6
心疾患(心筋梗塞など)
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です