八戸三社大祭

(はちのへさんしゃたいさい)
📍 東北青森県 八戸市🏮 祭🎭 文化

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【概要】

八戸三社大祭は、青森県八戸市にあるおがみ神社、長者山新羅神社、神明宮の三社が合同で営む例祭で、例年7月末から8月初めの5日間にわたって開かれます。神輿を中心とした古式ゆかしい神社の行列に、神話や伝説を題材にした20台を超える豪華な山車が続き、中心街を練り歩きます。2004年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。

【歴史】

祭りの始まりは享保6年(1721年)とされ、凶作や疫病に苦しむなか、豊作と災厄退散を願っておがみ神社の神輿を長者山へ渡したことが起源と伝えられます。その後、人形を載せた屋台や虎舞などの民俗芸能が行列に加わり、町の安泰を祈る祭りへと姿を広げていきました。明治時代には長者山新羅神社と神明宮が加わって三社合同の祭礼となり、300年を超える伝統がいまに受け継がれています。

【特徴】

八戸三社大祭の主役の一つが、町内ごとの山車組が手がける山車です。題材は神話や伝説、史実などで、組ごとに工夫を凝らした仕掛けが施されています。動き出すと左右に翼を広げて道幅いっぱいに広がったり、主役の人形が上下に動いたりと、静止した姿からは想像できない変化を見せます。広げたときの大きさは高さ約10メートル、幅約8メートルに達するともいわれ、山車行事として国の重要無形民俗文化財に指定されています。

【楽しみ方】

初日の前夜祭では中心街に山車が勢ぞろいし、灯りに照らされた姿を間近に眺められます。続くお通りとお還りの日には、神輿や武者行列、虎舞などが連なる三社の行列と山車が中心街を進み、中日には山車の夜間運行も行われます。最終日の後夜祭まで5日間それぞれに見どころがあるので、昼の行列と夜の山車を両方見比べるのがおすすめです。運行の日程や時間は年ごとに確かめておくと安心です。

【トリビア】

中日には長者山新羅神社で加賀美流騎馬打毬が奉納されます。八戸藩八代藩主の南部信真が文政10年(1827年)に馬術の一つとして始めたと伝えられ、騎馬の武者が毬杖で毬をすくって門へ投げ入れる、西洋のポロにも似た競技です。2016年にユネスコ無形文化遺産に登録された山・鉾・屋台行事は全国33件をまとめたもので、東北地方からは角館や新庄などの行事とともに名を連ねています。

📅 最終更新: 2026/10/14
八戸三社大祭
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です