深川祭

(ふかがわまつり)
📍 東京都 江東区🏮 🎭 文化

【概要】

富岡八幡宮の祭礼。「水掛け祭り」の別名通り、沿道から神輿の担ぎ手に清めの水が浴びせかけられるのが特徴。担ぎ手と観衆が一体となる熱気あふれる祭りです。

【歴史】

富岡八幡宮の祭礼で、江戸時代初期の1642年に始まったとされています。当時から「水掛け祭り」として有名で、庶民の圧倒的な支持を集めていました。江戸文学や浮世絵にも数多く描かれており、江戸の庶民文化を象徴する祭りです。富岡八幡宮は1627年に永代島と呼ばれた砂州へ創建された社で、江戸勧進相撲発祥の地としても知られています。

【特徴】

毎年8月中旬に行われますが、3年に一度「本祭り」があり、大小120数基の町神輿が担がれます。最大の特徴は、沿道の観衆が神輿の担ぎ手に向かって清めの水を勢いよく浴びせかけることです。真夏の炎天下、水しぶきの中で担ぎ手たちが「ワッショイ、ワッショイ」と威勢よく掛け声を上げる姿は圧巻です。水を浴びせるのは神輿を清めるためで、担ぎ手にとっては暑さをしのぐ助けにもなっています。

【見どころ】

本祭りの際に行われる「神輿連合渡御(みこしれんごうとぎょ)」です。50基を超える大神輿が深川の街を8キロにわたって練り歩き、2026年8月の渡御には54基が参加しました。担ぎ手と観客が一体となって盛り上がり、街全体がずぶ濡れになりながら熱狂する様は、他の祭りにはない開放感と一体感があります。富岡八幡宮にある日本一の黄金の大神輿も見逃せません。

【トリビア】

富岡八幡宮の一の宮神輿は1991年に奉納された高さ約4.4メートル、重さ約4.5トンの日本一の大神輿ですが、あまりに重いため一度も担がれたことがありません。そこで1997年に二の宮神輿が作られ、こちらが実際の渡御に使われています。「わっしょい」という掛け声の語源には諸説あり、深川の担ぎ方は独特のリズムと迫力を今に伝えています。

📅 最終更新: 2026/9/7
深川祭
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です