【概要】
播州そうめんは兵庫県西播磨地方(たつの市など)で作られる手延べそうめんで、代表的なブランド「揖保乃糸(いぼのいと)」で知られる。温和な気候と清流揖保川の恵みを受け、良質な小麦を使用したなめらかな舌触りが特徴。
【歴史】
播州そうめんは兵庫県南西部の播州地方(たつの市など)で作られる手延べそうめんで、全国シェアNo.1を誇る「揖保乃糸(いぼのいと)」ブランドで知られます。約600年前の室町時代の記録に残るほど歴史が古く、江戸時代には龍野藩の保護奨励により産地として確立しました。揖保川の良質な水と播州の気候が麺作りに適していました。
【特徴】
揖保乃糸は厳格な組合管理のもとで作られ、品質の高さと安定性が特徴です。良質な小麦粉と揖保川の伏流水を使用し、「カビ付け」などの熟成工程を経て出荷されます。帯の色(赤帯、黒帯など)によって等級が分かれており、特級品の「黒帯」は贈答用として最高級の評価を得ています。
【食べ方】
「揖保乃糸」資料館「そうめんの里」では、流しそうめんや工場見学が楽しめます。家庭では夏の定番として親しまれていますが、地元では味噌汁に入れたり、炒めて「そうめんチャンプルー」にするなど多様な食べ方があります。
【トリビア】
「揖保乃糸」は登録商標で、兵庫県手延素麺協同組合が品質を管理しており、特定の検査に合格したものだけがこの名を名乗れます。全体の約8割を占める「上級品(赤帯)」が一般的ですが、生産量の少ない「三神(さんしん)」などの超高級品も存在します。
📅 最終更新: 2026/1/27


