日本に伝わる妖怪の中でも、国家を脅かすほどの強大な力を持っていたとされる、特に恐ろしく有名な三つの大妖怪の総称です。彼らは古くから歴史や文学、能や歌舞伎の題材として語り継がれており、それぞれにまつわる怨念や退治の伝説は、今なお日本の各地に色濃く残っています。
(たまものまえ)
絶世の美女に化けて鳥羽上皇をたぶらかし、日本を滅ぼそうと企んだとされる恐ろしい九尾の狐です。
(しゅてんどうじ)
京都の大江山を拠点にし、多くの鬼を従えて都を荒らし回ったとされる日本最強の鬼の頭領です。
(すとくじょうこう)
保元の乱に敗れて讃岐に流され、深い怨念から日本を滅ぼす大魔王(天狗)になったとされる怨霊です。