昭和の三種の神器は、1950年代後半の日本で人々があこがれた白黒テレビ・電気洗濯機・電気冷蔵庫の三つの家電を、皇位のしるしとされる三種の神器になぞらえて呼んだ言葉です。皇室に伝わる鏡・剣・勾玉とは別のもので、そちらは日本三名宝として紹介しています。内閣府の消費動向調査では、1957年の都市の非農家世帯での普及率はテレビ7.8%、洗濯機20.2%、冷蔵庫2.8%にとどまりましたが、高度経済成長とともに急速に広まりました。1960年代後半には、カラーテレビ・クーラー・自動車が新三種の神器、いわゆる3Cと呼ばれました。
A.1950年代後半に人々があこがれた白黒テレビ・電気洗濯機・電気冷蔵庫の三つを、皇位のしるしとされる三種の神器になぞらえて呼んだためです。皇室に伝わる鏡・剣・勾玉とは別のものです。1960年代後半には、カラーテレビ・クーラー・自動車が新三種の神器、いわゆる3Cと呼ばれました。
A.電気洗濯機です。内閣府の消費動向調査では、1957年の都市の非農家世帯での普及率は洗濯機20.2%、テレビ7.8%、冷蔵庫2.8%でした。電気冷蔵庫は三つのなかで最も遅れて広まった家電で、1960年代に入って急速に広まりました。
A.1959年の皇太子ご成婚パレードの中継を機に、家庭へ一気に広まりました。1953年にNHKがテレビの本放送を始めた当初は受像機が高価で、駅前や盛り場の街頭テレビに人だかりができました。郵政省の通信白書によると、消費動向調査でみた白黒テレビの普及率は1962年に80%を超えていました。
A.どちらも1930年に芝浦製作所、いまの東芝が手がけたものが国産の第1号とされます。電気洗濯機は撹拌式のソーラー、家庭用電気冷蔵庫はSS-1200で、当時はどちらも庶民の手の届かない品でした。洗濯機は1953年に三洋電機が噴流式を発売して評判を呼び、この年は電化元年とも呼ばれるようになりました。
A.東京都港区のNHK放送博物館、愛知県北名古屋市の昭和日常博物館、東京都大田区の昭和のくらし博物館で紹介されています。NHK放送博物館では受信機や放送機材、昭和日常博物館ではテレビや冷蔵庫、洗濯機といった家電を見られ、昭和のくらし博物館は1951年に建った住宅を家財道具ごと残しています。展示は入れ替わることがあります。