出羽三山

出羽三山は、山形県の庄内地方にそびえる羽黒山・月山・湯殿山の三つの山をまとめて呼ぶ名です。およそ千四百年前に蜂子皇子が開いたと伝わる山岳信仰の聖地で、羽黒山は現在、月山は過去、湯殿山は未来をあらわすとされ、三山を順に巡る道は江戸時代から「生まれかわりの旅」として庶民に親しまれてきました。修験の山らしい神仏習合の気配を今も濃く残し、2016年には一連の文化財が日本遺産に認定されています。

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羽黒山
🏯 歴史🌿 自然
📍 山形県 鶴岡市

羽黒山

(はぐろさん)

羽黒山は標高414メートル、出羽三山の表玄関にあたる山です。参道口の随神門から樹齢三百年を超える杉並木が続き、国宝の五重塔を過ぎて2446段の石段が山頂へ導きます。頂には三山の神をまとめて祀る三神合祭殿が構え、現世の幸せを願う「現在の山」として、三山巡りの出発点でもあり結びの場でもあります。

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月山
🏯 歴史🌿 自然
📍 山形県 鶴岡市

月山

(がっさん)

月山は標高1984メートル、出羽三山の主峰にあたる大きな山です。なだらかに横たわる稜線と豊かな残雪が特徴で、山頂には月読命を祀る月山神社本宮が鎮まります。死後の安楽を願う「過去の山」とされ、八合目の弥陀ヶ原湿原は夏に花で埋まります。日本百名山のひとつで、残雪を使った夏スキーでも広く知られています。

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湯殿山
🏯 歴史🌿 自然
📍 山形県 鶴岡市

湯殿山

(ゆどのさん)

湯殿山は標高1500メートル、月山の南西に連なるなだらかな山で、出羽三山の奥宮とされる湯殿山神社本宮が中腹に鎮まります。本殿も拝殿も持たず、温泉が湧き出す赤褐色の巨岩そのものを御神体として拝む、古い自然崇拝の姿を今にとどめる神域です。生まれかわりを祈る「未来の山」として三山巡りの締めくくりになります。

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📍 所在地マップ