鳥取県三大河川は、東部を流れる千代川、中部の天神川、西部の日野川をまとめて呼ぶ名です。国土交通省中国地方整備局も天神川と日野川をそれぞれ鳥取県三大河川の一つとして紹介しており、三本はいずれも国が管理する一級河川にあたります。因幡と伯耆の平野を開き、鳥取砂丘の砂や弓ヶ浜半島の砂州までつくり出してきた、県土の骨格そのものといえる川です。
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A.最も長いのは日野川です。幹川流路延長は日野川が七十七キロメートル、千代川が五十二キロメートル、天神川が三十二キロメートルです。日野川は中国山地の奥から大山の裾野までを一続きに結んで流れています。
A.最も広いのは千代川で、流域面積は千百九十平方キロメートルと県内で最も広い流域を持ちます。日野川は八百七十平方キロメートル、天神川は四百九十平方キロメートルで、天神川の流域はほぼ鳥取県中部に収まります。
A.千代川は八頭郡智頭町の沖ノ山に源を発し、鳥取市で日本海へ注ぎます。天神川は東伯郡三朝町の津黒山に源を発し、湯梨浜町で日本海へ注ぎます。日野川は日野郡日南町の三国山に源を発し、米子市で美保湾へ注ぎます。
A.どちらも川が運んだ砂や土砂がもとになったと考えられています。鳥取砂丘は、中国山地の花崗岩が風化した砂を千代川が日本海へ運び、波と季節風が寄せてできたと説明されます。米子平野や弓ヶ浜半島は、日野川上流のたたら製鉄の鉄穴流しで生じた土砂が河口へ堆積してつくられたと考えられています。
A.流れを付け替えた地点の天神山にちなむとされます。天神川はかつて竹田川と呼ばれ、下流は東へ向かって流れていたと伝えられます。元文年間に北栄町北尾の天神山から延びる岩盤を開削して流れを日本海へまっすぐ導き、それ以降に天神川と呼ばれるようになったとされます。