東京三大どら焼きは、上野の「うさぎや」、東十条の「黒松本舗 草月」、浅草の「亀十」の三軒が作るどら焼きを指す呼び名とされます。どら焼きという名は形が打楽器の銅鑼に似ているからとも、武蔵坊弁慶が銅鑼の上で生地を焼いたからとも言われ、由来には諸説あります。歯切れのよい薄い皮、黒糖を効かせた生地、パンケーキのようにきめの粗い厚い皮と、同じ菓子でありながら三軒の個性はまったく違い、食べ比べると東京の和菓子の奥行きが見えてきます。
A.最も古いのは上野のうさぎやで、1913年(大正2年)の創業です。浅草の亀十は大正の末期の創業と伝わり、東十条の黒松本舗 草月は1930年(昭和5年)に創業しました。
A.三軒の皮の個性はまったく違います。うさぎやは蜂蜜を加えて薄く均一に焼いた歯切れのよい皮、草月の黒松は黒糖と蜂蜜を使った濃い茶色の生地、亀十はパンケーキを思わせるきめの粗いふんわりとした厚い皮が特徴です。
A.由来には諸説あって定まっていません。形が打楽器の銅鑼に似ているからという説や、武蔵坊弁慶が銅鑼の上で生地を焼いたからという伝説が伝えられています。
A.三軒とも日持ちは長くないため、早めに食べ切るのが向いています。うさぎやは買ったその日のうちが最もおいしく、草月の黒松は保存料を使わないためその日か翌日までに味わうのがよいとされます。亀十も早めに食べ切り、時間が経ったら電子レンジでごく短く温めると皮のふんわり感が戻ります。
A.三軒とも東京都内にあり、一日で回りやすい距離です。直線距離で上野のうさぎやと浅草の亀十は約2km、うさぎやと東十条の草月は約7km、草月と亀十は約8km離れています。どの店も日によって売り切れることがあります。