厳しい冬を乗り越えて短い春に一斉に咲き誇る、みちのく(東北地方)を代表する3つの桜の絶景名所シリーズです。城の堀と桜の調和が日本一とも称される青森の弘前公園の桜、武家屋敷の黒板塀にしだれ桜が映える秋田の角館のしだれ桜、そして大河に沿って2キロの桜並木が続く岩手の北上展勝地の桜の3つが数えられ、春の東北観光の最大の白眉となっています。
A.三つとも東北地方にあり、県はすべて異なります。弘前公園は青森県弘前市の弘前城の敷地、角館のしだれ桜は秋田県仙北市角館町の武家屋敷通り、北上展勝地の桜は岩手県北上市を流れる北上川沿いの「北上市立公園展勝地」に広がっています。
A.由来として伝わる時期は三つで大きく異なります。角館のしだれ桜は江戸時代明暦年間(1650年代)に京都から輿入れしたお姫様の嫁入り道具にあった3本の苗木が起源と伝えられ、弘前公園は1715年に津軽藩士がカスミザクラを植えたのが始まりと伝えられます。北上展勝地の桜は大正9年(1920年)の名所づくりが発祥です。
A.桜と組み合わさる景観がそれぞれ異なります。弘前公園は城のお堀と桜の組み合わせで、りんご栽培の技術を応用した剪定が知られます。角館のしだれ桜は武家屋敷の黒い板塀と垂れ枝の対比が特徴です。北上展勝地の桜は北上川に沿って2キロメートル以上続くソメイヨシノの並木が見どころです。
A.ほぼ1ヶ月間にわたって楽しめるとされます。公園全体に約150種類、合計約1万本の桜が植えられており、4月中旬の早咲きの品種から5月上旬の遅咲きの八重桜まで、花が次々とリレーのように咲き継いでいきます。
A.三か所は青森県・秋田県・岩手県にまたがっています。直線距離では、角館のしだれ桜と北上展勝地の桜が約60km、弘前公園と角館のしだれ桜が約110km、弘前公園と北上展勝地の桜が約160km離れています。