奥州三名湯は、福島県の飯坂温泉と、宮城県の秋保温泉・鳴子温泉の三つを指す呼び名です。いつ誰が選んだのかははっきりしませんが、三つとも古い記録や伝説をもつ古湯として並び称されてきました。飯坂には元禄2年に松尾芭蕉が泊まり、秋保は「名取の御湯」として古くから都に知られ、鳴子は『続日本後紀』に承和4年の湯の湧出が記されています。いずれも川沿いの谷に温泉街が開け、湯めぐりと散策を楽しめます。
A.いつ誰が選んだのかははっきりしません。三つとも古い記録や伝説をもつ古湯として並び称されてきました。飯坂には元禄2年に松尾芭蕉が泊まり、秋保は「名取の御湯」として古くから都に知られ、鳴子は『続日本後紀』に承和4年の湯の湧出が記されています。
A.飯坂温泉は無色透明の単純温泉、秋保温泉は塩分を多く含むナトリウム・カルシウム塩化物泉です。鳴子温泉を中心とする鳴子温泉郷は、掲示用の泉質名10種類のうち7種類がそろうとされ、宿ごと、湯船ごとに色も香りも違う湯に出会えます。
A.いずれも川沿いの谷に温泉街が開けていることです。飯坂温泉は摺上川と支流の赤川に沿って旅館が連なり、秋保温泉は名取川が刻む谷沿いに旅館が並びます。鳴子温泉は江合川の沿岸から後ろの台地へと宿や店が広がり、どこも湯めぐりと散策を楽しめます。
A.飯坂温泉の鯖湖湯と鳴子温泉の滝の湯がよく知られています。鯖湖湯は飯坂温泉で最も古いとされる共同浴場で、芭蕉もこの湯に入ったと伝えられています。滝の湯は温泉神社の御神湯として千年の歴史を伝え、湯が滝のように湯船へ注ぐことからその名があります。
A.三つは福島県と宮城県の2県にあり、比較的近くに集まっています。直線距離で飯坂温泉と秋保温泉は約50km、秋保温泉と鳴子温泉は約60km、飯坂温泉と鳴子温泉は約100km離れています。