岡山県を南へ流れ下る吉井川、旭川、高梁川の三つの一級河川は、岡山三大河川と呼ばれています。いずれも中国山地に源を発し、流域面積はおよそ1800から2700平方キロメートルに及び、三つを合わせると県の面積のおよそ八割を占めます。城下町や用水路を育て、高瀬舟の舟運で人と物を運び、岡山平野の実りを支えてきた大きな存在です。
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A.最も長いのは旭川で、最も広い流域を持つのは高梁川です。旭川は流路延長がおよそ142キロメートル、高梁川は流域面積が約2670平方キロメートルです。吉井川は流路延長がおよそ133キロメートル、流域面積が約2100平方キロメートルです。
A.三つとも中国山地に源を発し、岡山県を南へ流れます。吉井川は三国山から県の東部を流れて児島湾へ、旭川は蒜山の朝鍋鷲ヶ山から県のほぼ中央を流れて児島湾へ、高梁川は新見の花見山から県の西部を流れて水島灘へ注ぎます。
A.吉井川と高梁川の舟運は、鉄道の開通によって役目を終えました。吉井川の舟運は昭和初期に片上鉄道が通ったことで終わり、高梁川の舟運は昭和3年に伯備線が全通したことで幕を下ろしました。その後はどちらも治水と利水を担う川へと姿を変えています。
A.江戸時代に岡山藩の津田永忠が、吉井川と旭川で水路を開きました。吉井川と旭川を結ぶ倉安川を開いて水運と灌漑の役目を担わせ、洪水から城下を守るために旭川の水を逃がす百間川という放水路を開きました。百間川は今も放水路として働き続けています。
A.三つの川はいずれも岡山県を流れます。記事で紹介した和気町の吉井川、岡山市北区の旭川、倉敷市の高梁川は、直線距離で吉井川と旭川が約20km、旭川と高梁川が約18km、吉井川と高梁川が約40km離れています。