日光二社一寺は、栃木県日光市の日光山内に並ぶ日光東照宮・日光二荒山神社・日光山輪王寺の二つの神社と一つの寺をまとめた呼び名です。奈良時代に勝道上人が開いた日光山は、長く神と仏を一体として拝む霊場として栄えましたが、明治の神仏分離によって二社一寺に分かれました。国宝9棟と重要文化財94棟を合わせた103棟の建造物と、それを包む自然の景観が、1999年に世界遺産日光の社寺として登録されています。
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A.明治の神仏分離によって分かれたためです。奈良時代に勝道上人が開いた日光山は、長く神と仏を一体として拝む霊場として栄えました。明治の神仏分離で日光二荒山神社は輪王寺と分かれて神社として独立し、日光山輪王寺の本堂である三仏堂も、二荒山神社のそばから現在の場所へ移されました。
A.日光山輪王寺の起こりが最も古いとされます。輪王寺は766年に勝道上人が大谷川のほとりに建てた四本龍寺に始まるとされ、日光二荒山神社は782年に勝道上人が男体山の頂で山の神を祀ったことにさかのぼると伝えられます。日光東照宮は、元和3年(1617年)に徳川家康が久能山から日光へ遷されて創建されました。
A.大猷院は日光東照宮より落ち着いた装いにまとめられています。日光東照宮の社殿は、漆と極彩色、金具で飾り立てた権現造の建築群です。一方、三代将軍徳川家光の廟所である大猷院は、祖父家康を祀る東照宮をしのがないよう、金と黒を基調に落ち着いた華やかさでまとめられています。
A.三つとも栃木県日光市の日光山内に並んでいて、日光東照宮・日光二荒山神社・日光山輪王寺の互いの直線距離はいずれも約1kmです。二社一寺の国宝9棟と重要文化財94棟を合わせた103棟の建造物と、それを包む自然の景観は、1999年に世界遺産日光の社寺としてまとめて登録されています。
A.日光山輪王寺では春の桜と秋の紅葉が知られています。三仏堂の前に立つ金剛桜は国の天然記念物で、白い花と赤い若葉が一緒に開く山桜として春の名物です。宝物殿の奥にある江戸時代の池泉回遊式庭園の逍遥園は、秋になると紅葉の名所になります。