岩手県盛岡市で愛されている、個性豊かな3種類の麺料理の総称です。「盛岡冷麺」「盛岡じゃじゃ麺」「わんこそば」の3つを指します。それぞれ全く異なるルーツと食べ方を持ち、麺好きにはたまらない食の都・盛岡を象徴するグルメです。
A.盛岡冷麺は1954年に食道園の初代店主青木輝人氏が故郷の咸興の冷麺を日本人の味覚に合わせて改良したのが始まりです。盛岡じゃじゃ麺は白龍の初代店主高階貫勝氏が旧満州で食べた炸醤麺を戦後に盛岡で再現したもので、わんこそばは南部利直にそばを差し出した逸話が起源とされます。
A.小麦粉とジャガイモのデンプンで作られています。半透明の麺には強いコシとツルツルとした喉越しがあり、注文が入ってから専用の押し出し機を使って製麺し、そのまますぐに茹で上げるのが一般的です。
A.じゃじゃ麺を食べ終えた後に楽しむ卵スープです。麺を一口程度残した器に生卵を割り入れて溶き、店員さんに渡すと、茹で汁と肉味噌、ネギを加えて卵スープにしてくれます。じゃじゃ麺を食べる上での一連の儀式のように親しまれています。
A.一般的な目安は三十杯から五十杯ほどとされています。十五杯ほどでもりそば一杯分に相当するといわれ、客が満腹になって椀の蓋を閉めるまで給仕が続きます。花巻市では昭和三十二年に始まった「わんこそば全日本大会」が毎年二月十一日に開かれ、制限時間内に食べた杯数を競います。