最上川三難所は、山形県村山市にある最上川の碁点・三ヶ瀬・隼という三つの急流をまとめて呼ぶ名です。日本三大急流に数えられる最上川のなかでも川底の岩礁がむき出しになる区間で、舟運が栄えた時代には船頭に最も恐れられ、最上川舟唄にも歌い込まれました。戦国時代から岩を削る工事が繰り返され、今は舟下りの舞台として親しまれています。
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A.上流から碁点、三ヶ瀬、隼の順に並んでいます。碁点は下り舟にとって最初の関門で、三ヶ瀬が二番目、隼が最も下流の瀬です。最上川舟唄では「碁点 隼 三ヶの瀬」と歌われ、川を下る順番とは呼び方が入れ替わっています。
A.いずれも川底の岩や流れの様子から名が付いたとされます。碁点は大小の岩が碁盤に碁石を並べたように点在すること、三ヶ瀬は細長い岩礁が三層をなして縦に並ぶこと、隼は岩礁が川底の全体を覆い水が隼のように走ることが由来とされます。
A.三難所のなかで船頭に最も恐れられたのは隼です。江戸時代から岩を削る工事が繰り返されても遭難が絶えませんでした。舟は岩の切れ目を読んで一気に下るしかなく、上り舟は綱をつないで人が曳く必要があったため、船頭の腕がもっとも試される瀬でした。
A.三つの瀬はいずれも山形県村山市にあり、直線距離で碁点と三ヶ瀬は約4km、三ヶ瀬と隼は約1km、碁点と隼は約5km離れています。碁点の岸には舟下りの乗船場が置かれ、舟下りでは三ヶ瀬の瀬も通り抜けます。