最上川三難所

最上川三難所

最上川三難所は、山形県村山市にある最上川の碁点・三ヶ瀬・隼という三つの急流をまとめて呼ぶ名です。日本三大急流に数えられる最上川のなかでも川底の岩礁がむき出しになる区間で、舟運が栄えた時代には船頭に最も恐れられ、最上川舟唄にも歌い込まれました。戦国時代から岩を削る工事が繰り返され、今は舟下りの舞台として親しまれています。

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碁点
🌿 自然🏯 歴史
📍 山形県 村山市

碁点

(ごてん)

碁点は最上川三難所のうち最も上流にある瀬です。河島山の西側で第三紀の凝灰岩の岩塊が川底にあらわれ、大小の岩が碁盤の碁石を並べたように点在することから碁点と呼ばれたとされます。下り舟にとっては最初の関門で、深みを外れると岩が水面近くまで迫りました。今は舟下りの乗船場と碁点温泉がそろう行楽の一帯になっています。

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三ヶ瀬
🌿 自然🏯 歴史
📍 山形県 村山市

三ヶ瀬

(みかのせ)

三ヶ瀬は最上川三難所の二番目にあたる瀬で、細長い岩礁が川底に三層をなして縦に並ぶことから名が付いたとされます。最上川が大淀の西で凝灰岩の丘陵に突き当たり、U字に大きく西へ迂回する屈曲部にあたるため、流れが岩に振られて舟の舵が利きにくい場所となっていました。すぐ近くには国道347号の三ケ瀬橋が架かり、瀬の名を今に伝えています。

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隼
🌿 自然🏯 歴史
📍 山形県 村山市

隼

(はやぶさ)

隼は最上川三難所のうち最も下流にある瀬で、岩礁が川底の全体を覆い、水が隼のように走る急流になることから名が付いたとされます。三難所のなかでもとりわけ危険な場所として船頭に恐れられ、上り舟は綱をつないで人が曳くほかなかったのです。下流には瀬の名を受け継ぐ隼橋が最上川に架かり、ハヤブサの飾りが据えられています。

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❓ 最上川三難所のよくある質問

Q.最上川三難所は上流からどの順に並んでいますか?

A.上流から碁点、三ヶ瀬、隼の順に並んでいます。碁点は下り舟にとって最初の関門で、三ヶ瀬が二番目、隼が最も下流の瀬です。最上川舟唄では「碁点 隼 三ヶの瀬」と歌われ、川を下る順番とは呼び方が入れ替わっています。

Q.碁点・三ヶ瀬・隼の名前の由来は何ですか?

A.いずれも川底の岩や流れの様子から名が付いたとされます。碁点は大小の岩が碁盤に碁石を並べたように点在すること、三ヶ瀬は細長い岩礁が三層をなして縦に並ぶこと、隼は岩礁が川底の全体を覆い水が隼のように走ることが由来とされます。

Q.最上川三難所で最も恐れられたのはどの瀬ですか?

A.三難所のなかで船頭に最も恐れられたのは隼です。江戸時代から岩を削る工事が繰り返されても遭難が絶えませんでした。舟は岩の切れ目を読んで一気に下るしかなく、上り舟は綱をつないで人が曳く必要があったため、船頭の腕がもっとも試される瀬でした。

Q.最上川三難所の三つの瀬はどのくらい離れていますか?

A.三つの瀬はいずれも山形県村山市にあり、直線距離で碁点と三ヶ瀬は約4km、三ヶ瀬と隼は約1km、碁点と隼は約5km離れています。碁点の岸には舟下りの乗船場が置かれ、舟下りでは三ヶ瀬の瀬も通り抜けます。

📍 所在地マップ

岩手県宮城県山形県秋田県新潟県福島県321碁点三ヶ瀬隼50 km地図データ: Natural Earth
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