美作三湯

美作三湯

美作三湯は、岡山県北部の美作地方に湧く湯原温泉・奥津温泉・湯郷温泉という三つの温泉地をまとめた呼び名で、岡山県の観光案内では岡山三名湯としても紹介されています。いずれも山あいの川沿いにひらけた湯治場を起源としますが、川底から湧く露天風呂、藩が鍵をかけた御用湯、白鷺が導いたと伝わる湯と、成り立ちはそれぞれに違います。三湯は車で一時間ほどの距離に並び、湯めぐりの旅先として親しまれてきました。

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湯原温泉
♨️ 温泉
📍 岡山県 真庭市

湯原温泉

(ゆばらおんせん)

湯原温泉は、岡山県真庭市にある旭川沿いの温泉地で、美作三湯のひとつに数えられます。湯原ダムのすぐ下流の河原には、川底から砂を噴きながら湯が湧く天然の露天風呂「砂湯」がひらかれ、地元の人々の手入れによって無料で開放されてきました。野口冬人による露天風呂番付では西の横綱に挙げられ、アルカリ性単純温泉のやわらかな湯が親しまれています。

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奥津温泉
♨️ 温泉
📍 岡山県 鏡野町

奥津温泉

(おくつおんせん)

奥津温泉は、岡山県鏡野町にある吉井川の上流にひらけた温泉地で、美作三湯のひとつです。江戸時代には津山藩の湯治場が置かれ、藩主が番人と鍵を付けて他の人の入浴を禁じたという「鍵湯」の伝えが残ります。アルカリ性単純温泉の湯は肌がなめらかになる美人の湯として知られ、川原では足踏み洗濯の情景が受け継がれてきました。

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湯郷温泉
♨️ 温泉
📍 岡山県 美作市

湯郷温泉

(ゆのごうおんせん)

湯郷温泉は、岡山県美作市にある吉野川沿いの温泉地で、美作三湯のひとつに数えられます。およそ千二百年前、延暦寺の円仁法師が白鷺の足の傷を癒す湯を見つけたと伝えられ、別名を鷺の湯といいます。ナトリウム・カルシウム塩化物泉の湯は、傷や神経痛に効くとされた湯治の湯から、いまは美肌の湯としても紹介されています。

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❓ 美作三湯のよくある質問

Q.美作三湯の三つの温泉はそれぞれどんな泉質ですか?

A.湯原温泉と奥津温泉はアルカリ性単純温泉、湯郷温泉はナトリウム・カルシウム塩化物泉です。湯原温泉は無色透明のやわらかな湯、奥津温泉は湯上がりに肌がなめらかになる美人の湯として親しまれ、湯郷温泉は塩気を含んで体を温める力が強いとされます。

Q.美作三湯の三つの温泉にはどんな開湯の言い伝えがありますか?

A.三湯それぞれに異なる言い伝えがあります。湯原温泉は性空上人がこの地で湯を見つけたと伝えられ、奥津温泉は少彦名命が地方を巡る途中に湯を見つけたと伝えられます。湯郷温泉は円仁法師が、白鷺が足の傷を湯に浸して癒す姿を見て湯を見つけたと伝えられ、鷺の湯とも呼ばれます。

Q.美作三湯はいずれも国民保養温泉地に指定されていますか?

A.はい、三湯とも国民保養温泉地に指定されています。湯原温泉は1956年6月15日、奥津温泉は1966年、湯郷温泉は2017年にそれぞれ指定されました。

Q.美作三湯の三つの温泉はどのくらい離れていますか?

A.三湯はいずれも岡山県北部にあり、直線距離で湯原温泉と奥津温泉が約17km、奥津温泉と湯郷温泉が約30km、湯原温泉と湯郷温泉が約40km離れています。湯原温泉は真庭市の旭川沿い、奥津温泉は鏡野町の吉井川の上流、湯郷温泉は美作市の吉野川沿いにあります。

📍 所在地マップ

岡山県京都府広島県島根県兵庫県213湯原温泉奥津温泉湯郷温泉50 km地図データ: Natural Earth
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