美作三湯は、岡山県北部の美作地方に湧く湯原温泉・奥津温泉・湯郷温泉という三つの温泉地をまとめた呼び名で、岡山県の観光案内では岡山三名湯としても紹介されています。いずれも山あいの川沿いにひらけた湯治場を起源としますが、川底から湧く露天風呂、藩が鍵をかけた御用湯、白鷺が導いたと伝わる湯と、成り立ちはそれぞれに違います。三湯は車で一時間ほどの距離に並び、湯めぐりの旅先として親しまれてきました。
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A.湯原温泉と奥津温泉はアルカリ性単純温泉、湯郷温泉はナトリウム・カルシウム塩化物泉です。湯原温泉は無色透明のやわらかな湯、奥津温泉は湯上がりに肌がなめらかになる美人の湯として親しまれ、湯郷温泉は塩気を含んで体を温める力が強いとされます。
A.三湯それぞれに異なる言い伝えがあります。湯原温泉は性空上人がこの地で湯を見つけたと伝えられ、奥津温泉は少彦名命が地方を巡る途中に湯を見つけたと伝えられます。湯郷温泉は円仁法師が、白鷺が足の傷を湯に浸して癒す姿を見て湯を見つけたと伝えられ、鷺の湯とも呼ばれます。
A.はい、三湯とも国民保養温泉地に指定されています。湯原温泉は1956年6月15日、奥津温泉は1966年、湯郷温泉は2017年にそれぞれ指定されました。
A.三湯はいずれも岡山県北部にあり、直線距離で湯原温泉と奥津温泉が約17km、奥津温泉と湯郷温泉が約30km、湯原温泉と湯郷温泉が約40km離れています。湯原温泉は真庭市の旭川沿い、奥津温泉は鏡野町の吉井川の上流、湯郷温泉は美作市の吉野川沿いにあります。