米良三山は、宮崎県西米良村にそびえる市房山、石堂山、天包山の三座をまとめて呼ぶ名です。いずれも九州山地の懐深くに位置し、村では毎年春のやま開きに合わせて三山の登山道が整備されてきました。最高峰の市房山は球磨・米良地方の信仰を集めた山、石堂山は歩きごたえのある尾根と春のアケボノツツジ、天包山は山頂からの大展望で知られています。
A.米良三山の最高峰は標高約1721メートルの市房山です。石堂山は標高約1547メートル、天包山は標高約1189メートルで、天包山が三山のなかで最も低い山です。市房山は宮崎県で3番目に高い山とされます。
A.米良三山のなかで最も手軽に登れるのは天包山です。登山口から山頂までは約800メートルで、幅の広い整備された遊歩道が続きます。反対に石堂山はもっとも歩きごたえがあるとされ、九合目からは痩せ尾根の「尻張り坂」が続きます。
A.春の花で人気を集めるのは石堂山です。4月の中旬から下旬にかけてアケボノツツジが淡い紅色の花を咲かせ、5月の中旬から下旬にはヤマツツジやドウダンツツジが登山道を彩ります。市房山や天包山も春の新緑から秋の紅葉まで季節ごとの彩りが楽しめます。
A.三山はいずれも宮崎県西米良村にあり、直線距離で市房山と石堂山は約6km、石堂山と天包山は約5km、市房山と天包山は約10km離れています。天包山の山頂からは市房山と石堂山を一度に見渡すことができます。