鹿児島三大行事

鹿児島三大行事は、薩摩藩独自の青少年教育「郷中教育」に由来する三つの伝統行事で、妙円寺詣り・曽我どんの傘焼き・赤穂義臣伝輪読会を指すとされます。関ヶ原を生き抜いた島津義弘を偲んで歩き、曽我兄弟の孝を傘の火に重ね、赤穂浪士の忠義を声に出して読み継ぐという構えで、武と文の両面から薩摩の精神を伝えてきました。行事の時期や会場は年によって変わるため、出かける前に主催者の告知を確かめると安心です。

地域◯大>鹿児島三大行事
妙円寺詣り
🏮 🏯 歴史
📍 鹿児島県 日置市

妙円寺詣り

(みょうえんじまいり)

鹿児島県日置市にある徳重神社を目指し、鹿児島の城下から約20キロの道を歩いて参拝する行事です。関ヶ原の戦いで敵中突破を敢行した島津義弘の苦難を偲ぶもので、廃寺となった妙円寺の跡地に建つ徳重神社が主会場となります。現在は多くの人が参加できるよう10月下旬の土曜と日曜ごろに行われ、境内では武道の奉納や鎧武者の行列が繰り広げられます。

妙円寺詣りの詳細を見る »
曽我どんの傘焼き
🏮 🏯 歴史
📍 鹿児島県 鹿児島市

曽我どんの傘焼き

(そがどんのかさやき)

積み上げた和傘に火を放ち、夜空を焦がす炎で曽我兄弟の孝心をたたえる行事です。鎌倉時代、曽我兄弟が父の仇討ちに向かうとき、松明の代わりに傘を燃やして足元を照らしたという故事にちなみます。長く甲突川の河畔で行われてきましたが、近年は鹿児島県鹿児島市にある石橋記念公園が会場となり、7月ごろの夜に傘踊りや剣舞とともに開かれます。

曽我どんの傘焼きの詳細を見る »
赤穂義臣伝輪読会
🏮 🏯 歴史
📍 鹿児島県 鹿児島市

赤穂義臣伝輪読会

(あこうぎしんでんりんどくかい)

赤穂浪士の物語を集まって声に出して読み継ぐ会で、鹿児島三大行事のうち唯一、火も行列も伴わない静かな行事です。主君の仇を討った四十七士の忠義を説く「赤穂義臣伝」を輪になって読み上げるもので、薩摩の郷中教育では忠を学ぶ教材とされました。鹿児島県鹿児島市にある南洲神社や、城下に伝わる学舎で、討ち入りにちなむ1月中旬ごろに静かに行われます。

赤穂義臣伝輪読会の詳細を見る »

📍 所在地マップ