上州三名湯は、群馬県を代表する三つの温泉、草津温泉・伊香保温泉・四万温泉を指すとされます。日本一の自然湧出量を誇る強酸性の草津、万葉集にも歌われ石段街が続く伊香保、国民保養温泉地の第一号に選ばれた四万と、泉質も町のたたずまいもそれぞれ大きく異なります。草津で湯治をしたあと四万で肌をいたわる「仕上げ湯」の習わしもあり、巡る順を考える楽しみもあります。なお四万の代わりに万座温泉を挙げる説もあります。
A.泉質も町のたたずまいもそれぞれ大きく異なります。草津温泉は自然湧出量日本一を誇る強酸性の湯、伊香保温泉は茶褐色の「黄金の湯」と無色透明の「白銀の湯」をもち石段街が続く温泉、四万温泉は無色透明のやわらかな湯が湧く湯治場です。なお四万温泉の代わりに万座温泉を挙げる説もあります。
A.強酸性の草津温泉で湯治をしたあと、四万温泉の穏やかな湯で肌を休める習わしのことです。四万温泉は「草津の仕上げ湯」と呼ばれてきました。四万温泉の湯は無色透明のやわらかな塩化物・硫酸塩泉で、肌をしっとりと包みます。
A.三つとも古い由来を伝えています。草津温泉には源頼朝が見つけて入浴したという言い伝えがあり、伊香保の名は『万葉集』の歌に登場します。四万温泉は989年に碓氷貞光が山の神霊から霊泉を授けられたという話がよく語られ、1954年には国民保養温泉地の第一号に選ばれました。
A.伊香保温泉の石段街は365段を数え、一年365日にぎわう温泉町であってほしいという願いが込められています。石段の下には黄金の湯の源泉が流れ、16の小間口から旅館へ湯が分けられてきました。現在の石段街は、戦国時代の1576年ごろに真田昌幸が整えたと伝えられます。
A.三つの温泉はすべて群馬県にあります。直線距離で草津町の草津温泉と中之条町の四万温泉は約17km、渋川市の伊香保温泉と四万温泉は約20km、草津温泉と伊香保温泉は約30km離れています。