上毛三山は、群馬県にそびえる赤城山・榛名山・妙義山の三つの山をまとめて呼ぶ言葉です。上毛は群馬県の古い呼び名である上毛野国に由来し、県内の広い範囲から望めるこれらの山影は、暮らしの目印であり続けてきました。裾野を長く引く赤城山、カルデラ湖を抱く榛名山、奇岩の連なる妙義山と姿はまるで異なり、郷土かるたにも詠まれています。
A.上毛は群馬県の古い呼び名である上毛野国に由来する言葉です。赤城山・榛名山・妙義山は県内の広い範囲から望めることから、暮らしの目印であり続けてきました。郷土かるたにも詠まれ、上毛かるたには「裾野は長し赤城山」「登る榛名のキャンプ村」という札があります。
A.三つの山は姿がまるで異なります。赤城山は関東平野へゆるやかに落ちていく裾野の長さが特徴です。榛名山は山頂部のカルデラに榛名湖を抱き、隣に円錐形の榛名富士が並び立ちます。妙義山はノコギリの歯のような岩峰群が連なる奇岩の山で、日本三大奇勝や日本三大奇山にも名を連ねています。
A.どちらも山頂部のカルデラに湖があります。赤城山には大沼と小沼が水をたたえ、大沼の小鳥ヶ島に赤城神社が建っています。榛名山には榛名湖があり、湖畔から榛名富士の山頂までロープウェイが通じています。冬にはどちらの湖でもワカサギ釣りが親しまれています。
A.赤城山の大沼のほとりに鎮まる赤城神社は、各地の赤城神社の本社とされてきました。榛名山の南西の麓にある榛名神社は、岩壁に抱かれた参道と社殿が荘厳で、雨乞いの霊験でも知られます。妙義山の麓にある妙義神社は創建が537年と伝えられ、江戸時代には徳川歴代将軍の信仰も厚かったといいます。
A.三山とも群馬県にあり、赤城山は前橋市、榛名山は高崎市、妙義山は富岡市に位置しています。直線距離では榛名山と妙義山が約20km、赤城山と榛名山が約30km、赤城山と妙義山が約50km離れています。