伊予の三湯

伊予の三湯は、愛媛県のなかでもとりわけ古い歴史をもつ三つの湯を指す呼び名で、松山市の道後温泉、今治市の鈍川温泉、西条市の本谷温泉が数えられるとされます。いずれも古代や中世にさかのぼる伝承を伝え、藩政の時代には湯治場としてにぎわいました。町なかで外湯の文化を育てた道後、渓谷の静けさに包まれた鈍川、山あいの素朴さを残す本谷と、同じ伊予の湯でも表情はそれぞれ大きく異なります。

地域名数>伊予の三湯
道後温泉
♨️ 温泉⛰️ 名所
📍 愛媛県 松山市

道後温泉

(どうごおんせん)

愛媛県松山市にある道後温泉は、約3000年の歴史を持つと言われる日本最古の温泉の一つです。聖徳太子の来浴伝説も残っています。国の重要文化財である「道後温泉本館」は、明治時代の面影を色濃く残す木造建築で、多くの文学作品の舞台にもなりました。

道後温泉の詳細を見る »
鈍川温泉
♨️ 温泉⛰️ 名所
📍 愛媛県 今治市

鈍川温泉

(にぶかわおんせん)

鈍川温泉は愛媛県今治市にある山あいの温泉で、蒼社川の上流に開けた鈍川渓谷の入り口に湧いています。奈良時代に見つかったと伝わる古い湯で、江戸時代には今治藩の湯治場としてにぎわいました。アルカリ性の冷鉱泉はぬるりとした肌ざわりで、湯から上がると肌がなめらかになることから美人の湯と呼ばれ、道後温泉、本谷温泉とともに伊予の三湯に数えられています。

鈍川温泉の詳細を見る »
本谷温泉
♨️ 温泉⛰️ 名所
📍 愛媛県 西条市

本谷温泉

(ほんだにおんせん)

本谷温泉は愛媛県西条市にある山あいの温泉で、大明神川が刻んだ谷の奥に湯がわいています。舒明天皇や斉明天皇が入湯したという伝承をもつ古い湯で、道後温泉、鈍川温泉とともに伊予の三湯に数えられてきました。泉質はアルカリ性の単純温泉で、無色透明のさらりとした湯ざわりから美人の湯とも呼ばれ、桜や紅葉の季節にはとりわけ山里の景色が美しくなります。

本谷温泉の詳細を見る »

📍 所在地マップ