広島市の中心部で受け継がれてきたとうかさん大祭、住吉祭、胡子大祭の三つは、広島三大祭りと呼ばれています。いずれも祀られた神仏の名に親しみを込めて「さん」を添え、とうかさん、すみよしさん、えべっさんの愛称で呼ばれてきました。初夏の浴衣、真夏の川、晩秋の商売繁盛と、季節ごとに街の表情を変えながら、広島の一年を彩っています。
#アフィリエイト広告 このページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれています
A.初夏、真夏、晩秋に一つずつ開かれます。とうかさん大祭は例年6月上旬の金曜から日曜までの三日間、住吉祭は旧暦の6月14日と15日にあたる日、胡子大祭は毎年11月18日から20日までの三日間です。とうかさん大祭と住吉祭は日取りが年によって変わります。
A.いずれも祀られた神仏の名に親しみを込めて「さん」を添えた愛称です。とうかさん大祭は、圓隆寺に祀られた稲荷大明神の「稲荷」を「とうか」と音読みしたことに由来します。住吉祭は住吉神社の祭りですみよしさん、胡子大祭は胡子神社の祭りでえべっさんと呼ばれています。
A.伝えられる創建が最も古いのは、胡子大祭の胡子神社で慶長8年(1603年)です。とうかさん大祭の圓隆寺は元和5年(1619年)に創建され、稲荷大明神もこのとき勧請されたと伝わります。住吉祭の住吉神社は享保18年(1733年)に住吉三神などを勧請したのが始まりです。
A.三つとも広島市中区にあり、会場は近くに集まっています。直線距離では、とうかさん大祭と住吉祭、とうかさん大祭と胡子大祭がそれぞれ約1km、住吉祭と胡子大祭が約2kmです。ただし開かれる季節が初夏、真夏、晩秋と分かれているため、三つを同じ日に見ることはできません。
A.胡子大祭は商売繁盛を願う祭りで、縁起物を飾った竹の熊手のこまざらえを買い求めます。住吉祭は船の守り神である住吉神社の祭りで、茅の輪をくぐって半年分の穢れを祓い、残る半年の無事を願います。とうかさん大祭は浴衣の着始めの祭りとして親しまれ、年に一度だけご神体が開帳されます。