秋吉台三大鍾乳洞は、山口県美祢市にある日本最大級のカルスト台地、秋吉台の地下に開く秋芳洞・大正洞・景清洞の三洞を指す呼び名とされます。約3億5000万年前のサンゴ礁が隆起してできた石灰岩の大地に、雨水と地下水が長い歳月をかけて溶食を重ね、大小四百を超える洞窟が刻まれました。台地そのものが国の特別天然記念物で、秋芳洞も特別天然記念物、大正洞と景清洞は国の天然記念物に指定されています。
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A.3つとも山口県美祢市の秋吉台にあり、互いに近い距離にあります。直線距離では大正洞と景清洞が約2km、秋芳洞と大正洞が約6km、秋芳洞と景清洞が約7km離れています。
A.3つの洞は同じ地下水系に属しています。景清洞から流れ出た三角田川は大正洞の南東にある犬ヶ森ポノールで再び地下へ吸い込まれており、この秋吉台地下水系は2005年にラムサール条約湿地に登録されました。
A.大正洞は上層・中層・下層が縦の穴で結ばれた立体的な洞で、景清洞は猪出台の地下をほぼ水平に延びる洞です。大正洞は階段の上り下りが多いのに対し、景清洞の観光コースは高低差がほとんどなく平坦に歩けます。
A.秋芳洞の正しい読みは「あきよしどう」で、「しゅうほうどう」と読むのは誤りです。地名である秋吉の読み方が受け継がれてきました。かつては滝穴と呼ばれていましたが、1926年に皇太子時代の昭和天皇が訪れたのを記念して秋芳洞と改められました。
A.大正洞は1921年(大正10年)に奥部が発見されたとき、その年の元号にちなんで名づけられました。景清洞は、壇ノ浦の戦いに敗れた平家の武将、平景清がこの洞に身を隠したという伝承に由来します。