【概要】
高知県(土佐)の男性の気質を表す土佐弁。「快男児」や「酒豪」のニュアンスを含み、頑固で気骨があり、小さなことにこだわらない豪快な性格を指す。権力に屈しない反骨精神と、一度決めたことは貫き通す強い意志を持つ。
【土佐人の気骨】
「土佐いごっそう」は、高知県(土佐)の男性に見られる頑固で気骨のある気質を表す言葉で、「日本三大頑固」の一つに数えられています。「いごっそう」とは土佐弁で「頑固者」「一本気な男」を意味し、自分の信念を曲げず、権力にも屈しない反骨精神を持つ人物を指します。坂本龍馬、板垣退助など、土佐出身の偉人たちにもこの気質が見られます。
【自由民権の精神】
土佐いごっそうの精神は、幕末維新期に多くの志士を輩出した土佐の歴史と深く結びついています。江戸時代、土佐藩では上士と郷士の厳しい身分制度があり、郷士たちの間に反骨精神が育まれました。明治時代には板垣退助を中心とした自由民権運動が土佐から始まり、「いごっそう」精神が日本の民主主義発展の原動力となりました。
【はちきんとの対比】
土佐には「いごっそう」と対になる「はちきん」という言葉があります。「はちきん」は土佐の女性を指し、男勝りで活発、物怖じしない気質を表します。いごっそうが男の頑固さを示すのに対し、はちきんは女性の強さを表現。土佐は男女ともに気骨のある県民性で知られ、現在も高知県の観光キャッチフレーズなどに使われています。
📅 最終更新: 2026/1/4

