【概要】
日本最大の流域面積(16,840km²)を誇る河川。別名「坂東太郎」。群馬県の大水上山を源流とし、関東平野を流れて太平洋に注ぐ。首都圏の水資源供給や水上交通の要として歴史的に重要な役割を果たしてきた。
【流域面積日本一】
群馬県の大水上山を源流とし、関東平野を貫いて太平洋に注ぐ大河です。長さは信濃川に次ぐ日本第二位(322km)ですが、流域面積は日本一(約16,840k㎡)を誇り、関東地方の1都5県にまたがります。「坂東太郎(ばんどうたろう)」の異名を持ち、古くから関東の人々の生活と深く関わってきました。首都圏の重要な水源として、飲み水や工業用水を供給する役割も担っています。
【利根川東遷】
かつての利根川は東京湾に注いでいましたが、徳川家康の命により、約60年の歳月をかけて流路を東へ東へと移し、現在の銚子から太平洋へ注ぐルートに人工的に変えられました。これを「利根川東遷事業」と呼びます。この大事業により、江戸を洪水から守り、湿地帯だった関東平野を豊かな農地へと変えることに成功し、江戸の繁栄の礎となりました。
【自然とレジャー】
上流のみなかみ町周辺は、ラフティングやキャニオニングなどのリバースポーツの聖地として知られ、世界中からアウトドア愛好家が集まります。中流から下流にかけては、広大なヨシ原が広がり、野鳥の楽園となっています。両岸にはサイクリングロードも整備されており、雄大な流れを眺めながらのロングライドも人気です。流域ごとに異なる表情を見せる、魅力あふれる川です。
📅 最終更新: 2026/1/4

