高田城

(たかだじょう)
📍 新潟県 上越市🏯 歴史⛰️ 名所

【概要】

高田城は新潟県上越市にある日本三大夜城の一つで、春の「高田城百万人観桜会」で特に有名。約4,000本の桜と3,000個のぼんぼりが織り成す夜景は「日本三大夜桜」にも選ばれている。三重櫓がお堀の水面に映る幻想的な光景は、毎年100万人以上の観光客を魅了する。

【歴史】

高田城は1614年、徳川家康の六男である松平忠輝の居城として天下普請で築かれた城です。普請の総裁には忠輝の舅にあたる伊達政宗が就き、上杉景勝や前田利常ら十三の大名が動員されました。天守は設けられず、本丸南西隅の土塁上に建つ二重櫓が城の象徴でしたが、1665年の高田地震で倒壊し、その後あらためて三重三階の三重櫓が建てられています。なお築城そのものはわずか数か月で成し遂げられたと伝わり、その速さは今も語り草です。

【特徴】

新潟県上越市にある高田城の三重櫓は1870年に焼失し、現在の建物は市制20周年の記念事業として1993年に再建されたものです。石垣をほとんど用いず、土塁と幅の広い堀をめぐらせた平城である点が大きな特徴とされます。夜には三重櫓が通年で照らし出され、漆黒の空に白い壁が浮かび上がる姿が、雪国の街を静かに見守る灯火のように映ります。雪の季節にはあたり一面が白く染まり、光の印象がいっそう際立ちます。

【見どころ】

最大の見どころは春の高田城址公園観桜会で、およそ4000本の桜と3000個を超えるぼんぼりが夜の園内を淡く染め上げます。堀の水面に三重櫓と桜が映り込む光景は日本三大夜桜の一つに数えられ、毎年多くの花見客が訪れます。夏には堀の一面を蓮の花が覆い、桜とはまったく異なるしっとりとした夜の風景を楽しむことができるのも魅力です。秋の紅葉と冬の雪景色もそれぞれに趣があります。

【トリビア】

外堀の蓮は明治時代に地元の人物が食用として植えたのが始まりと伝わり、今では東洋一とも称される規模にまで広がりました。観桜会は大正時代の末に地元の人々の手で始められ、2025年には100回目を迎えています。城と桜と蓮が一体となった夜の風景は、市民が世代を超えて守り育ててきた地域の財産だといえるでしょう。夜桜見物のあとに櫓を仰ぎ見る時間は、この街ならではの贅沢です。

📅 最終更新: 2026/9/6
高田城
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です