【概要】
大杉谷は三重県大台町にある日本三大峡谷の一つで、吉野熊野国立公園内に位置する。日本有数の多雨地帯にあり、数多くの滝が点在することでも知られる。原生林に覆われた深い渓谷は登山・ハイキングコースとして人気で、「近畿の秘境」とも呼ばれる。
【近畿の秘境】
三重県大台町にある、吉野熊野国立公園に含まれる峡谷です。日本一の降水量を誇る大台ヶ原を源流とする宮川の上流に位置し、手つかずの原生林と清冽な水流が織りなす景観は「手つかずの大自然」そのものです。関西の登山愛好家にとっては憧れの場所であり、容易には人を寄せ付けない厳しさがあります。深い森とエメラルドグリーンの水面は、訪れる人に畏敬の念を抱かせるほどの神々しい雰囲気を漂わせています。
【七ツ釜滝】
峡谷内にはシシ淵や千尋滝など多くの見どころが存在しますが、中でも「七ツ釜滝(ななつがまだき)」は日本の滝百選にも選ばれている名瀑です。長い年月をかけて水流が岩を削り、段々になった滝壺が美しい曲線を描いています。水の透明度は抜群で、底まで透き通るような美しさを誇ります。他にもニコニコ滝など、個性豊かな滝が点在し、変化に富んだ水の風景がトレッキングの道中を楽しませてくれます。
【登山ルート】
大杉谷は観光地ではなく本格的な登山コースであり、しっかりとした登山装備と経験が必要です。鎖場や吊り橋が連続し、断崖絶壁の細い道を歩く箇所も多いため、滑落事故には十分な注意が必要です。しかし、その苦労をしてでも見る価値のある絶景と達成感は格別で、俗世間から隔絶された「秘境」と呼ぶにふさわしい特別な体験が待っています。自然の厳しさと美しさを同時に体感できる場所です。
📅 最終更新: 2026/1/27

