布引の滝

(ぬのびきのたき)
切り替え:📍 近畿兵庫県 神戸市🌿 自然⛩️ 寺社

#アフィリエイト広告 このページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれています

【概要】

布引の滝は、兵庫県神戸市の六甲山地南麓を流れる布引渓流にかかる雄滝、夫婦滝、鼓滝、雌滝の総称で、最大の雄滝は落差43mで、那智の滝、華厳の滝と並ぶ日本三大神滝に数えられます。『伊勢物語』に描かれ在原業平や藤原定家が歌に詠んだ歌枕で、新神戸駅から徒歩10分ほどで雌滝に着く近さと、滝道に並ぶ布引三十六歌碑が特徴です。

【歴史】

布引の滝は兵庫県神戸市にあり、六甲山地の南麓を流れる布引渓流にかかる四つの滝の総称で、那智の滝、華厳の滝と並ぶ日本三大神滝の一つに数えられます。役小角が開いたと伝わる滝勝寺の修験道の行場として信仰を集め、『伊勢物語』をはじめ在原業平や藤原定家ら宮廷貴族が和歌に詠んだ景勝地です。1985年に布引渓流が名水百選、1990年に日本の滝百選に選ばれました。

【特徴】

上流から雄滝、夫婦滝、鼓滝、雌滝と続き、最大の雄滝は落差43m、雌滝は19m、夫婦滝は9m、鼓滝は8mとされます。雄滝は岩壁を段をなして落ち、滝壺は深く青い色をたたえています。渓流の水は六甲山の花崗岩に磨かれて清らかで、上流の布引貯水池は1900年に完成した日本最古の重力式コンクリートダム、布引五本松ダムによって形成され、ダムは2006年に国の重要文化財に指定されました。

【見どころ】

山陽新幹線の新神戸駅から徒歩8〜10分で雌滝、さらに8分ほど登ると雄滝に着き、新幹線駅からこれほど近い名瀑は全国でも珍しいです。滝道には歌枕として詠まれた和歌を刻んだ布引三十六歌碑が点在し、36首と番外2首、句碑1句を辿りながら歩けます。雄滝の前の展望台からは滝の全景を眺め、さらに登ると見晴らし台から神戸の市街と港が一望できます。

【トリビア】

『伊勢物語』では在原業平らが布引の滝を訪ねて歌を詠む場面が描かれ、業平の「ぬきみだる人こそあるらし白玉の」の歌が知られています。藤原定家も「布引の滝のしらいとなつくれば」と詠み、平安から鎌倉にかけて歌枕として愛されました。明治時代には神戸に住む外国人にも人気の散策地となり、神戸を世界に知らせる景観の一つになったとされています。

📅 最終更新: 2026/9/18
布引の滝
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です