虹の松原

(にじのまつばら)
切り替え:📍 佐賀県 唐津市🌿 自然⛰️ 名所

【概要】

佐賀県唐津市の唐津湾沿いに広がる松原。長さ約4.5km、幅約500mにわたり約100万本のクロマツが群生する。虹のような弧を描く形状が名前の由来。国の特別名勝に指定されており、防風林として初代唐津藩主が植林したのが始まり。

【歴史】

虹の松原は佐賀県唐津市にある日本三大松原随一の松林で、唐津湾に沿って約4.5キロメートルの弧を描き、およそ100万本の黒松が連なっています。17世紀の初め、初代唐津藩主・寺沢広高が新田開発にあわせて防風・防潮林として植えたのが始まりです。藩は伐採を厳しく禁じ、落ち葉を集めることさえ制限して守り抜きました。1955年に国の特別名勝に指定されています。

【特徴】

幅はおよそ500メートル、全長は約4.5キロメートルにおよび、面積は214ヘクタールに達します。海の側から眺めると松林が虹のように弧を描いて見えることが、その名の由来だとされてきました。林のなかには遊歩道とサイクリングロードが整えられ、木漏れ日を浴びながら進めます。唐津湾の白い砂浜と青い海、そして緑の松が織りなす白砂青松の眺めは見事です。

【見どころ】

鏡山の展望台に登ると、虹の松原と唐津湾を一望でき、その名の由来を自分の目で確かめられます。林内を自転車で走り抜けるのも爽快で、レンタサイクルを借りることも可能です。唐津城の天守から海と松原を見晴らすパノラマも見逃せません。11月に開かれる唐津くんちの時期は、曳山を目当てにした人々でこの街全体が大いに賑わいます。

【トリビア】

虹の松原では松露というキノコが採れ、古くから珍味として重んじられてきました。それにちなんだ松露饅頭は唐津を代表する銘菓です。林を守るため、地元のボランティアによる松葉かきが今も続けられ、松くい虫への対策も欠かせません。かつては二里にわたる長さから二里松原と呼ばれており、それが転じて虹の松原になったと言い伝えられています。

📅 最終更新: 2026/9/7
虹の松原
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です