虹の松原

(にじのまつばら)
切り替え:📍 九州佐賀県 唐津市🌿 自然⛰️ 名所

#アフィリエイト広告 このページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれています

【概要】

虹の松原は、佐賀県唐津市の唐津湾沿いに幅約500メートル、長さ約4.5キロメートルにわたって約100万本のクロマツが弓なりに連なる松原です。17世紀初頭に初代唐津藩主寺沢広高が田畑を守る防風林として植えたことに始まり、藩が伐採を厳しく禁じて守り続けました。日本三大松原で唯一の特別名勝で、標高284メートルの鏡山から見下ろす全景が名の由来をよく伝えます。

【歴史】

佐賀県唐津市の唐津湾沿いに広がる虹の松原は、17世紀初頭に初代唐津藩主の寺沢広高が、新田開発にあたって潮風と飛砂から田畑を守るためクロマツを植えたことに始まるとされます。以後、藩は伐採を厳しく禁じ、枝一本を折ることさえ罰せられたと伝わるほどの管理で松原を守り続けました。明治以降は国有林として管理が受け継がれ、1926年に国の名勝、1955年(昭和30年)には特別名勝に指定されました。

【特徴】

幅およそ500メートル、長さおよそ4.5キロメートルにわたり、約100万本のクロマツが弓なりに連なっています。日本三大松原に数えられるなかで、特別名勝に指定されているのは虹の松原だけです。人の手で植えられた防風林でありながら、四百年の歳月を経て自然林のような厚みを備え、白い砂と青い松、そして海の青が鮮やかな対照をなす景観をつくり出しています。林の下は砂地で、明るい松林が続きます。

【見どころ】

見どころは、松原を貫く一直線の道を走り抜ける爽快さと、鏡山の展望台から見下ろす全景です。標高284メートルの山頂からは、弧を描く松原と唐津湾、その先に浮かぶ島々までが一望でき、名の由来となった虹のような姿がよくわかります。松原のなかには遊歩道も設けられ、木漏れ日の下をゆっくり歩いたり、隣接する砂浜へ抜けたりすることができます。早朝は人も少なく、静かな松並木を独り占めできます。

【トリビア】

虹の松原はかつて「二里松原」などと呼ばれ、弓なりの形を虹に見立てた現在の名が定着したのは明治末から大正にかけてのことだとされます。松原には七不思議が伝えられ、豊臣秀吉がにらんだためセミが鳴かなくなったという話や、大きくならない松の言い伝えもあります。近年は松くい虫の被害や土壌の富栄養化が課題で、住民や企業による松葉かきが毎年続けられ、明るい松林の姿を保つ取り組みが進んでいます。

📅 最終更新: 2026/9/13
虹の松原
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です