松本城

(まつもとじょう)
📍 長野県 松本市🏮 その他🏯 歴史🎭 文化⛰️ 名所

【概要】

長野県松本市にある城。黒い下見板張りの外観から「烏城(からすじょう)」とも呼ばれる。現存最古の五重六階の木造天守を持ち、北アルプスの山々を背景に立つ姿は圧巻。

【歴史】

戦国時代の永正元年(1504年)に小笠原氏が築いた深志城がこの城の起源とされています。その後、1590年代に石川数正・康長父子が入城し、現在に見られる壮大な天守群と城下町の整備を行いました。明治時代には解体の危機に瀕しましたが、市川量造ら地元有志が博覧会を開催して資金を集め、買い戻すことで保存に成功したという、市民の情熱によって守られた感動的な歴史を持っています。

【特徴】

松本城の最大の特徴は、壁面上部を白漆喰、下部を黒漆塗りの下見板張りとした白と黒のコントラストです。この黒い外観は、豊臣秀吉の大坂城を意識した格式の高さを示していると言われます。また、外観は五重に見えますが、内部は六階建てという複雑な構造を持つ「五重六階」の天守としては日本最古の国宝であり、平地に築かれた平城(ひらじろ)としての美しさは際立っています。

【見どころ】

天守の最上階(六階)からの眺望は素晴らしく、北アルプスの山並みや松本市内を一望できます。また、戦いのための堅牢な天守とは対照的に、平和な時代になってから増築された「月見櫓(つきみやぐら)」は、朱塗りの回縁が特徴的で優雅な雰囲気を醸し出しています。内堀に架かる赤い埋橋(うずみばし)と、背後の黒い天守、そして背景の山々が織りなす風景は、絶好の写真撮影スポットです。

【トリビア】

松本城天守がわずかに傾いていたことは有名ですが、長らく「貞享騒動で処刑された多田加助が天守を睨みつけた怨念によるもの」という伝説が信じられてきました。しかし、実際には地盤が軟弱だったことによる沈下が原因であることが後の調査で判明しました。昭和の大修理(1950年〜1955年)の際に、ジャッキを使って柱を持ち上げたり、鉄筋コンクリートの基礎を入れたりすることで、この傾きは完全に修正されました。

📅 最終更新: 2026/1/5
松本城
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です

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