【概要】
高知城は高知県高知市にある日本三大夜城の一つで、現存十二天守の一つ。四季を通じた夜間イベントが充実しており、春の「高知城花回廊」、夏の「お城まつり」、冬のプロジェクションマッピングなど年間を通して楽しめる。天守と追手門が一緒に写せる美しい撮影スポットとしても人気。
【歴史】
高知城は1601年に土佐藩初代藩主の山内一豊が築城に着手し、およそ10年をかけて二代藩主忠義の代の1611年に完成しました。1727年に城下を襲った大火でほとんどの建物を焼失しましたが、1749年に天守が再建され、その姿が今日まで受け継がれています。2014年には大阪城や高田城とともに日本三大夜城に認定され、夜間の照明演出でも全国に知られる存在となりました。
【特徴】
高知県高知市にある高知城は、江戸時代の天守がそのまま残る現存十二天守の一つで、天守と本丸御殿の両方がそろって残る全国唯一の城として知られます。天守と追手門がともに現存するのは弘前城、丸亀城とこの城だけで、夜になると白壁の天守と重厚な追手門が同時に照らし出され、江戸期の城郭の姿をそのまま夜景として味わうことができるのが最大の魅力です。追手門をくぐった瞬間の眺めはことに印象的です。
【見どころ】
追手門と天守を無理なく一枚の写真に収められる撮影スポットは、ライトアップされる夜にこそ真価を発揮します。春には「高知城花回廊」が催され、追手門から天守へ続くメイン通路が生け花や灯篭の明かりで彩られます。冬にはプロジェクションマッピングや音楽に合わせた光の演出が行われ、石垣や樹木までが巨大なスクリーンへと姿を変え、幻想的な空間が広がります。音と光が石垣の凹凸を際立たせます。
【トリビア】
城が築かれた大高坂山は低湿地に囲まれてたびたび水害に悩まされたため、石垣には雨水を効率よく流すための「石樋」が数多く設けられました。多雨の土佐ならではの工夫で、これほどまとまって残る例は全国的にも珍しいとされます。市街地の中心にあることから夜の散策もしやすく、市民が仕事帰りに気軽に立ち寄る憩いの場となっている点も土地柄をよく表しています。夜風の心地よさも南国ならではです。


