清津峡

(きよつきょう)
📍 新潟県 十日町市⛰️ 名所🌿 自然

【概要】

清津峡は新潟県十日町市にある日本三大峡谷の一つで、国の名勝・天然記念物に指定。雄大な柱状節理の岩壁とエメラルドグリーンの清流が織りなす景観が特徴。清津峡渓谷トンネルは水面に景色が映り込むアート作品として改修され、フォトジェニックなスポットとして人気。

【歴史】

清津峡は、信濃川の支流である清津川が長い年月をかけて岩盤を削り取ってできた峡谷です。その景観の価値が認められて1941年4月に国の名勝および天然記念物へ指定され、1949年には上信越高原国立公園にも含まれました。かつては渓谷沿いの遊歩道から間近に眺めることができましたが、落石の危険が高く、安全に鑑賞できる道が長く求められてきました。それがのちのトンネル整備につながっていきます。

【特徴】

新潟県十日町市にある清津峡の最大の特徴は、川を挟んで切り立つ岩壁に刻まれた柱状節理です。地下深くでマグマがゆっくり冷え固まる際に生まれた六角形や五角形の岩の柱が幾重にも重なり、巨大な屏風を並べたような荘厳な景観を作り出しています。エメラルドグリーンの流れと灰色の岩肌の対比も美しく、国内屈指の渓谷美として名を知られています。自然が生んだ造形とは思えないほど整った形が印象に残ります。

【見どころ】

1996年10月に開通した全長750メートルの清津峡渓谷トンネルを歩けば、三か所の見晴所から安全に峡谷を望むことができます。2018年の大地の芸術祭では、マ・ヤンソン/MADアーキテクツによる作品「Tunnel of Light」として生まれ変わり、終点のパノラマステーションでは床一面に張られた水に岩壁が鏡のように映り込みます。四季ごとに色を変える峡谷が水面と一つに溶け合う光景は、多くの人を惹きつけてやみません。

【トリビア】

トンネルの途中には木や土、金、火、水という五つの要素を主題にした照明や、丸い鏡を配した休憩所などの仕掛けが置かれ、歩くこと自体が作品体験になるよう設計されています。冬も営業しているため、雪に覆われた白い峡谷を水鏡越しに眺めることもできます。入口の施設には足湯も設けられ、散策のあとに温まりながら余韻に浸れます。トンネルの内と外で印象がまるで変わるのも面白いところです。

📅 最終更新: 2026/9/6
清津峡
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です