【概要】
1965年から約5年続いた戦後最長の好景気(当時)。国生みの神・伊弉諾尊(イザナギノミコト)にちなむ。「新・三種の神器(カラーテレビ・クーラー・自動車)」が普及し、GNPが世界第2位となった。位置情報はイザナギを祀る伊弉諾神宮。
【戦後最長の成長期】
1965年(昭和40年)11月から1970年(昭和45年)7月まで、57ヶ月(4年9ヶ月)もの長期間続いた、高度経済成長期のクライマックスを飾る超大型景気です。岩戸景気(天岩戸)よりもさらに古い、国生みの神であるイザナギノミコトにちなんで名付けられました。2002年からの「いざなみ景気」に期間で抜かれるまで、長らく戦後最長の景気拡大期間として記録されていました。
【3C(新・三種の神器)】
この時期の消費を牽引したのは「3C」と呼ばれる新たな耐久消費財です。Color TV(カラーテレビ)、Cooler(クーラー)、Car(自動車)の3つで、これらが爆発的に普及し、本格的な「マイカー時代」が到来しました。日本のGNP(国民総生産)は西ドイツを抜いて自由主義世界第2位となり、日本は名実ともに経済大国としての地位を不動のものにしました。まさに「ジャパン・アズ・ナンバーワン」への階段を駆け上がった時代です。
【万博と列島改造】
いざなぎ景気のフィナーレを飾ったのが、1970年に大阪で開催された「日本万国博覧会(大阪万博)」です。「人類の進歩と調和」をテーマに、アジア初の万博として大成功を収め、日本の繁栄と技術力を世界にアピールしました。しかし、その後はニクソン・ショックやオイルショック(石油危機)が発生し、日本の高度経済成長は終わりを告げ、安定成長期へと移行していくことになります。
📅 最終更新: 2026/1/4

