神武景気

(じんむけいき)
📍 奈良県 橿原市🏯 歴史🏮 その他

【概要】

1954年末から約3年続いた好景気。初代天皇・神武天皇即位以来の好景気という意味で名付けられた。「三種の神器(白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫)」が普及し、経済白書には「もはや戦後ではない」と記された。位置情報は名前の由来となった橿原神宮。

【もはや戦後ではない】

1954年(昭和29年)12月から1957年(昭和32年)6月まで、約2年半にわたって続いた高度経済成長期の最初の好景気です。日本経済が戦後の混乱と復興期を脱し、本格的な成長軌道に乗った時期であり、1956年の経済白書に記された「もはや戦後ではない」という言葉は当時の流行語となりました。初代天皇である神武天皇以来のこれまでにない好景気という意味で名付けられました。

【三種の神器】

この時期、人々の生活水準は着実に向上し、耐久消費財への需要が爆発的に高まりました。特に「白黒テレビ」「電気洗濯機」「電気冷蔵庫」は「三種の神器」と呼ばれ、庶民の憧れの的となりました。これらが一般家庭に普及し始めたことで、家事労働の軽減や情報の享受が進み、国民のライフスタイルが劇的に変化しました。大量生産・大量消費時代の幕開けを告げる象徴的な出来事でした。

【なべ底不況へ】

神武景気は、急速な経済拡大に伴う輸入の急増による国際収支の悪化(外貨不足)によって金融引き締め政策がとられ、終焉を迎えました。その後の反動不況は、景気の底が平らで長く続いたことから「なべ底不況」と呼ばれました。しかし、この神武景気がきっかけとなり、日本はその後も岩戸景気、いざなぎ景気と続く、世界でも稀に見る長期間の高度経済成長を実現していくことになります。

📅 最終更新: 2026/1/4
神武景気
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です

💡 おすすめ情報

🏨
🏨 近くのホテル・旅館
「橿原市」周辺の宿を予約して、観光を満喫しよう!
周辺の宿を探す
Promotion