【概要】
京都府八幡市の男山山上に鎮座する神社。平安時代に宇佐神宮から勧請され、皇室の崇敬篤い「二所宗廟」の一つ。厄除けの神として名高く、本殿をはじめとする建造物群は国宝に指定されている。
【歴史】
石清水八幡宮は京都府八幡市の男山に鎮座する八幡宮で、859年(貞観元年)に宇佐神宮から勧請されて創建されました。平安京の鬼門(裏鬼門)を守護する王城鎮護の社として、朝廷・武家から篤い崇敬を集めました。源氏の氏神としても知られ、源義家が元服した地として武士の守護神的存在。本殿は国宝に指定され、織田信長が寄進した「黄金の樋」や極彩色の装飾が見事な建築美を誇ります。
【特徴】
石清水八幡宮の本殿は「八幡造」の傑作として国宝に指定されています。現在の社殿は1634年(寛永11年)に徳川家光が造営したもので、極彩色の彫刻や装飾が施された豪華絢爛な建築です。厄除け・必勝祈願・開運のご利益があり、受験生や勝負事を控えた人々の参拝が多いです。男山の山上に鎮座し、ケーブルカーでアクセスできる立地も魅力的です。
【見どころ】
男山ケーブルで山上へ。国宝の本殿は精緻な彫刻と極彩色が見事で、織田信長寄進の「黄金の樋」も現存。エジソン記念碑は、トーマス・エジソンが電球のフィラメントに男山の真竹を使用したことを記念したもの。展望台からは京都盆地・大阪平野を一望できます。毎年9月15日の「石清水祭」は日本三大勅祭の一つで、夜間に行われる神幸行列は幻想的です。
【トリビア】
エジソンが電球のフィラメントに適した竹を世界中で探した結果、男山の真竹が最も長持ちすることを発見。約10年間、男山の竹がエジソン電球に使われました。吉田兼好『徒然草』の「仁和寺にある法師」は石清水八幡宮を参拝しようとした僧が山上に登らず麓の摂社だけ見て帰ったという話で、「本殿を見ないで満足してしまう」教訓として有名です。源義家は石清水八幡宮で元服し「八幡太郎義家」と名乗りました。

