犬山城

(いぬやまじょう)
📍 愛知県 犬山市🏮 その他🏯 歴史🎭 文化⛰️ 名所

【概要】

愛知県犬山市にある城。木曽川沿いの小高い山の上にあり、日本最古の様式をもつ木造天守が現存する(※天守の建造年代には諸説あり)。別名「白帝城」。長らく個人所有の城だったことでも有名。

【歴史】

1537年(天文6年)、織田信長の叔父である織田信康によって築城されました。戦国時代の激戦地・尾張と美濃の国境に位置するため、小牧・長久手の戦いでは豊臣秀吉が本陣として利用するなど、歴史の表舞台に度々登場しました。江戸時代に入ると、尾張藩の付家老である成瀬正成が城主となり、以来幕末まで成瀬家が代々城主を務めました。明治の濃尾地震で被害を受けましたが、修復を条件に再び成瀬家に譲渡されました。

【特徴】

犬山城天守は「望楼型天守」と呼ばれる古い建築様式を色濃く残しており、一層二階の入母屋造りの建物の上に、三階四階部分の望楼を載せたような構造になっています。比較的小規模な天守ですが、木曽川のほとりの断崖の上にそびえ立つ姿は非常に絵になり、中国の長江流域にある名勝にちなんで江戸時代の儒学者・荻生徂徠によって「白帝城」と名付けられました。

【見どころ】

何と言っても天守最上階からの360度の大パノラマが最大の魅力です。眼下には雄大な木曽川が流れ、濃尾平野の広がりや、晴れた日には遠く御嶽山や岐阜城まで見渡すことができます。また、高欄(手すり)が低く、外に出て歩くことができる「廻縁(まわりえん)」があり、風を感じながらのスリル満点の空中散歩は、他の城では味わえない貴重な体験です。

【トリビア】

犬山城は、2004年まで個人(成瀬家)が所有していた日本で唯一の国宝の城でした。維持管理の負担が大きくなったため、現在は公益財団法人「犬山城白帝文庫」の所有となっていますが、長きにわたり個人の手によって守られてきた歴史は特筆すべきものです。また、天守の中には歴代城主の肖像画が飾られており、成瀬家と犬山城の深い関わりを感じることができます。

📅 最終更新: 2026/1/5
犬山城
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です

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