【概要】
いかなご醤油は、香川県で作られる魚醤です。瀬戸内海で獲れるイカナゴを塩漬けにして熟成させます。一時期は生産が途絶えていましたが、近年復活しました。他の魚醤に比べてクセが少なく、上品でまろやかな味わいが特徴で、醤油の代わりに幅広く使えます。
【瀬戸内の恵み】
「いかなご醤油」は、兵庫県や香川県など瀬戸内海沿岸地域で作られてきた「日本三大魚醤」の一つに数えられる伝統的な調味料です。イカナゴ(玉筋魚)を塩漬けにして発酵・熟成させて作ります。瀬戸内海はイカナゴの好漁場として知られ、春には「イカナゴのくぎ煮」として親しまれる魚です。いかなご醤油はその旨味を凝縮した貴重な調味料です。
【製法と特徴】
いかなご醤油は、新鮮なイカナゴに塩を加えて半年から1年以上発酵・熟成させて作ります。他の魚醤に比べてマイルドで上品な風味が特徴で、和食全般に使いやすい調味料です。タンパク質が分解されて生まれるアミノ酸(グルタミン酸)が豊富で、料理にコクと深みを与えます。化学調味料に頼らない自然な旨味調味料として、料理研究家にも注目されています。
【購入と活用】
いかなご醤油は、香川県小豆島や兵庫県播磨地方の醤油メーカーなどで製造・販売されています。スーパーでの取り扱いは少ないですが、通販や現地の道の駅などで購入することができます。煮物、焼き魚、パスタ、ドレッシングなど幅広い料理に活用できます。瀬戸内海の豊かな漁場と伝統的な発酵技術が生んだ、知る人ぞ知る銘品です。
📅 最終更新: 2026/1/4

