【概要】
北九州市南部に位置するカルスト台地。羊の群れのように見える「羊群原(ようぐんばる)」と呼ばれる景観が有名で、国の天然記念物に指定されています。
【歴史】
平尾台(ひらおだい)は福岡県北九州市にあるカルスト台地で、国の天然記念物に指定されています。秋吉台同様、3億年以上前のサンゴ礁が起源。伝説では、大和朝廷に敗れた土蜘蛛族が逃げ込んだ場所とも、日本武尊が立ち寄った場所とも言われます。かつては修験道の行場としても栄えました。
【特徴】
標高300〜700mに位置し、白い石灰岩(ピナクル)が草原に点在する様子は、羊が群れているように見えることから「羊群原(ようぐんばる)」と呼ばれます。千仏鍾乳洞などの鍾乳洞が多く、ケイビング(洞窟探検)のメッカとしても有名。都市部(北九州市街)からのアクセスが良いのも特徴です。
【見どころ】
「千仏鍾乳洞」は地下の川の中をジャブジャブ歩いて探検できる人気の洞窟。平尾台自然観察センターでは、地形や動植物について学べます。ハイキングコースが整備されており、春の野焼き後の黒い大地から新緑が芽吹く様子や、秋のススキ野原は絶景。パラグライダーのフライトエリアとしても人気です。
【トリビア】
平尾台にある「キス岩」や「ライオン岩」など、ユニークな形の岩を探すのも楽しみの一つ。実は北九州空港の埋め立てに使われた土砂は平尾台の山を削ったもので、一部地形が変わってしまった歴史もありますが、現在は保護活動が進んでいます。
📅 最終更新: 2026/1/27

