湯の川温泉

(ゆのかわおんせん)
📍 北海道北海道 函館市♨️ 温泉

【概要】

北海道函館市の海岸沿いに広がる、承応2年(1653年)の開湯と伝わる北海道で最も歴史の古い名湯の一つです。函館空港から車で約5分という近さで、夜の津軽海峡に浮かぶイカ釣りの漁火(いさりび)を眺めながら露天風呂に浸る風情が格別です。

歴史

北海道函館市の海岸線に位置する湯の川温泉は、承応2年(1653年)、松前藩第9代藩主の松前高広(千勝丸)が重い難病に伏した際、母の清涼院が夢のお告げに従ってこの湯に治療させたところ、たちどころに全快したという開湯伝説を持つ北海道最古の名湯です。幕末には箱館戦争で傷ついた旧幕府軍の榎本武揚や土方歳三たちもこの湯で療養したと伝えられています。

特徴

最大の特徴は、函館空港から車でわずか約5分、函館駅からも路面電車(市電)で約30分という、日本の名湯の中で屈指の抜群の交通アクセスを誇る点です。泉質は保温効果と保湿効果に極めて優れたナトリウム・カルシウム塩化物泉が中心で、無色透明でさらりとした優しい肌触りのお湯は、冷え性や神経痛、疲労回復に抜群の効果を発揮する癒やしの湯として知られています。

見どころ

津軽海峡に面した多くの温泉ホテルや旅館では、屋上や海辺に設けられた開放感抜群の露天風呂から、雄大な海原を一望しながら湯浴みを楽しめます。特に夏から秋にかけての夜間には、海上にイカ釣り漁船の明るい漁火(いさりび)が一面に幻想的に輝き、波の音を聴きながらロマンチックな夜景を眺めるという湯の川温泉ならではの極上の贅沢時間を堪能することができます。

トリビア

湯の川温泉の一角にある「函館市熱帯植物園」では、毎年12月から5月のゴールデンウィーク頃までの冬季限定で、園内の温泉プールに気持ちよさそうに浸かる「温泉ザル(ニホンザル)」たちの愛らしい姿を鑑賞できます。湯気が立ちこめる温かい温泉の中で、目を閉じて極楽気分でくつろいだり互いの毛づくろいをしたりするお猿さんたちの姿は、函館の冬の大人気アイドルとなっています。

📅 最終更新: 2026/9/19
湯の川温泉
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です