京都三大祭りとは、古都・京都の悠久の歴史と伝統を今に伝える「葵祭」「祇園祭」「時代祭」の3つの例祭の総称です。平安貴族の優雅な行列、華麗で豪壮な山鉾巡行、そして平安から明治までの時代絵巻と、それぞれ異なった京都の歴史の奥深さと魅力を体感できる日本屈指の伝統祭事です。
A.葵祭は毎年5月15日、時代祭は毎年10月22日に行列が進みます。祇園祭は7月1日の吉符入から31日の疫神社夏越祭まで1か月にわたって神事が続き、最大の見せ場である山鉾巡行は7月17日の前祭と24日の後祭に行われます。
A.三つとも始まりの事情が異なります。葵祭は風雨が激しく五穀が実らなかったため走馬を行ったのが始まりと伝えられ、祇園祭は貞観11年(869年)に疫病退散を祈った御霊会が起源とされます。時代祭は平安遷都1100年を記念して明治28年(1895年)に始まった、三つのうち最も新しい祭りです。
A.葵祭は平安時代初期の貴族の装束を再現し、時代祭は約1000年の歴史を時代ごとに再現します。葵祭は総勢約500名が二葉葵と桂で飾られて進み、時代祭は約2000人の行列が明治維新時代から延暦時代へと時代をさかのぼります。どちらも京都御所を出発します。
A.三つとも京都府京都市の祭りで、直線距離で葵祭と祇園祭は約4km、葵祭と時代祭は約3km、祇園祭と時代祭は約1km離れています。ただし行われる時期は5月、7月、10月と分かれているため、一度に三つを見ることはできません。